退院からの本格的な親の在宅介護の始まり
親が退院する前にする事
こんにちは「うぇすてりあ」(@wisteria_)です!
在宅介護をするにあたって、まずはいろいろ準備をしないといけません。
だいたい退院の時期というのは、病院にも寄りますが1~2か月前におおよその退院の日取りが決まるので、その一人で自由に動ける期間にいろいろと準備をしました。(この期間が凄く大切です。)
まずはインターネットや本・書籍などで、在宅介護の流れなど一通り知識をつけます。
今回私の当ブログの「親の介護~経過報告」にて親の初期の頃から順を追って、いろいろな困った事、つまづいた事、大変だった事など書いてあるので、お暇な時間に読んでもらえると、介護の流れはわかると思います。
またこれから先も、親の在宅介護は更新して行くので、一つの現代の親の在宅介護の参考にしてシェアしていきます。
退院の時期が決まったら
厚生労働省 HPより
まずはネットや自治体(区役所・市役所・町役場)など行って社会福祉課などにあるパンプレットなどをもらい、介護にあたっての知識をつけます。
「介護保険のしおり」などの小冊子があるといいですね。
上記の左側の赤で囲ってある「地域包括支援センター」「ケアマネジャー」所が今回重要な所になります。
そうすると専属の「ケアマネジャー」をつけると良いと、ネットや小冊子には大体は書いてあると思うので、担当医に相談してください。
担当医に「退院後にケアマネジャーをつけた方がいいですね」と言われたら、積極的につけるように動いていきましょう。
この時に「まだ介護は必要ないですね」と言われたら、積極的に「ケアマネジャー」はつけなくてもいいと思います。
私の親の場合は明らかに家に帰っても大変そうなので、在宅介護を視野に入れての行動です。
ケアマネジャーとは
簡単に説明しますと、利用者のこれから先の心身の状態にあったケアサービスを受けれるように、相談に乗ってくれて介護の困り事において、頼りになる介護サービスの窓口になる方です。
この「ケアマネジャー」のおかけであらゆる施設(通所リハビリ・ショートステイ・デイサービス・特養老人ホームなど全般)の書類の作成から案内から施設との契約までしてくれて、豊富な知識と経験からあらゆる相談に乗ってくれます。
けして介護は一人で悩まずに、こういったサービスを利用する事が大事です。
もちろんお金の相談などもして、家庭にあった介護ケアプランを親身になって考えてくれます。
現在私もケアマネジャーの方に相談しながら親の介護をしています。
次は「ケアマネジャー」をつける為に「地域包括支援センター」に問い合わせをしていきます。
地域包括支援センターとは
厚生労働省 HPより
地域包括支援センターは、地域の高齢者の総合相談、権利擁護や地域の支援体制づくり、介護予防の必要な援助などを行い、高齢者の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的とし、地域包括ケア実現に向けた中核的な機関として市町村が設置しています。
現在、全国で約4,300か所が設置されています。(ブランチ(支所)を含めると7,000か所以上)※平成24年4月末現在
厚生労働省 HPより
次に住んでる所の「地域包括支援センター」に問い合わせをしましょう。
問い合わせをしたら「家族に今度退院する人がいて、担当医もケアマネジャーをつけるといいと言われたので、連絡しました。」と言えば話はどんどん進んでいきます。
退院までに
「地域包括支援センター」で紹介してもらった「ケアマネジャー」が決まったら、まずはその「ケアマネジャー」と契約を交わします。
いざ「ケアマネジャー」と契約を交わす訳ですが、この時にいろんな必要書類を揃えたり、書類製作をしないといけません。
「ケアマネジャー」との契約が無事終われば、あとは退院後に親の今後の生活をどうしていくかを決めていきます。
私の親の場合は退院してからも、継続してリハビリが必要と担当医が言っていたので、その事を「ケアマネジャー」に相談して自宅から通える「通所リハビリテーション」を紹介してもらう事にしました。
「通所リハビリテーション」に通うにあたってまずは、親の介護状態はどれくらいを測る「要介護認定」を行う必要があります。
この「要介護認定」のレベルに応じていろいろな、介護保険サービスを利用する金額や施設など変わっていきます。
次回は入院中からの病院内での「要介護認定」を行う事になります。
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