1983年誕生ファミコンの機体の付属部分も分解
イジェクト部分の取り方
リセットボタンと電源ボタンはポロッと取れます。
あとはこの付属の矢印の部分2箇所ですね。
イジェクトの部分は「裏にバネ」があるので、まずそちらを外していきましょう。
ここはファミリーコンピュータのカセットを抜く時に押す、イジェクトの部分の裏の所になります。
矢印のように2箇所、引っ掛けてあるだけなのでこれも外していきます。
イジェクトのバネを取ると、その下に全面のスライドする所のツメも見れるようになり、これも取れるようになるので、こちらも取っていきましょう。
黄色の矢印のツメの所を押しながらツメの部分を解除するとすぐ取れます。
カセットの差し込み口の蓋の取り方
続いてカセットを入れる所の蓋になります。
こちらの機体側の黄色い所には小さな凹があります。
そして蓋側には左右に突起があるので、そこを注意しながら取っていきます。
拡大するとこんな感じに小さいので、欠けないように気をつけて外しましょう。
取り方のコツは少し蓋の中央にチカラを入れると、湾曲して簡単に外せますよ。
※チカラを入れ過ぎると割れるので慎重に!
無理に機体と凸側の所にチカラを入れても取りにくいです。
このように付属パーツも綺麗に取る事ができました。
コントローラーの外し方
基盤側のコントローラーのコネクタも外していきましょう。
ファミリーコンピュータは年代物で、あらゆる所の接続箇所の固着だったり、部品の劣化だったりと分解途中で割れたり、壊れる可能性があるので、こういうペンチもあると安全で便利なので、用意しておくと良いです。
この先が細くなってるタイプのラジオペンチで100均でも気軽に手に入るのでぜひ!
1コントローラー/2コントローラー共に黄色の部分を引っ張ると取れます。
しかしここの部分が固く、なかなか抜けなかったので、上記で説明したラジオペンチを使っていきます。
そうするとあまりチカラを入れなくても軽くコネクタが抜けました。
とりあえず分解完了
分解した細かい物はこのように箱に入れて無くさないように保管しておきましょう。
なるべく自分が「この部品はここ!」ってわかるようにしておくと、後々楽ですよ。
↓これは細かい部品が多く、自分でも何の部品だか覚えきれない時に役に立つ方法です。
電子部分の綿ホコリの除去の仕方
黄色い矢印の所のように基盤辺りに綿ホコリが付着してますね。
これを綺麗に除去していきましょう。
過去記事のファミリーコンピュータのカセットの掃除でも、紹介した「エアーダスター」を使っていきます。
エアーダスターは冷却液が出ないタイプを選ばないと、結局は錆やショートの原因となってしまうので注意してください。
安いタイプのやつだとエアーと共に水分が出るタイプがあるので注意です。
●逆さ使用OK! どんな角度で使用しても冷却液が噴出しない安心構造。
●オゾン層を破壊する物質及びハイドロフルオロカーボン(代替フロン)不使用。
●容量:350ml(1本あたり)
●原料:DME、炭酸ガス
●付属品:チューブ(135mm)
●寸法(径):66mm(1本あたり)、寸法(全長):218mm(1本あたり)
このエアーダスターで綺麗に綿ホコリを飛ばしていきましょう。
かなりホコリが飛び散るので室内でやるより、屋外でやるようにした方がいいです。
特に私はハウスダストのアレルギー持ちなので、屋外に出てマスクしてホコリを飛ばしております。
あとはこのような刷毛があると便利ですね。コンデンサーの隙間などに絡みついてエアーダスターでは取れないホコリも、これでサッサッと掃く事ができます。
次はコントローラー分解をしていきますよ。