前回の記事もお伝えした通り出生数は90万人割れ
2019年出生数
こんにちは「うぇすてりあ」(@wisteria_)です!
2019年12月24日のクリスマスイブの日に、厚生労働省は2019年の人口動態統計の年間推計にて、日本人の国内出生数は86万4千人になる事を発表しました。
これは当初の厚生労働省の試算ではまだ先の話だったはずが、なんと2年より早くこの数字に到達する事になってしまった。
この86万4千人は前年比5.92%減となり、この数字はなんと!1899年の統計開始してから、それ以来初めての90万人を下回った事にもなりました。
今年は元号が変わりました。
厚生労働省 HPより
平成から令和へ元号が変わると同時に、「令和結婚」「令和ベイビー」などの効果もあるなかでのこの結果でもあります。
もしこの元号の変化がなかったら…と考えると怖いですね。
「令和になった5月の婚姻件数は18年の約2倍あり、令和婚現象自体はあった。結婚を先延ばしした夫婦の出産時期も後ろズレしたと考えられ、その分、20年以降に出産が増える期待はある。動向を注視したい」
厚労省人口動態・保健社会統計室
しかも来年はいろんな改革や、大きな行事が待ってる年でもあります。
今年のこの出生数は、今後どのようになるかは来年の動向も含めて目が離せませんね。
このまま少子化が進むと
厚生労働省 HPより
これから先高齢化から超高齢化へと進む事は確実で、その中で支える層が少なくなってしまっていて、年金のシステム自体も昔から言われてる通りの崩壊に向かっている状況で、(現状受給年齢の先延ばし、労働者全員厚生年金加入など行うなどでシステムの模索改革中)今の日本はこの先どうなっていくのでしょうか…
過去の記事でも紹介した2025年問題もその一つで、あと5年後にはそのキーとなる時期も迫っています。
2025年には団塊の世代が75歳以上になり超高齢化社会に突入し、医療や年金などの問題も山積みです。
そして今その団塊ジュニアの「氷河期世代」(私もこの世代です)に大金を投じて改革を行おうとしてますが、それも手遅れに近い気もします。
超高齢化社会
今私は親の介護ですでに在宅で介護中ですが、家族での在宅介護も想像を絶する程に大変です。
その介護する人の層が増えだすのが、これからの本番で団塊ジュニア世代が団塊の親の介護で大変な時期になります。
これに耐えられなくなる人もこれから先いっぱい出てきて、在宅介護から施設介護へという流れもきっと多くなり、施設もいっぱいになる事も予想されるわけです。
・7040問題
・8050問題
人生100年構想からすると、この言葉↓も出てきそうですね。
・「9060問題」←NEW
この少子化問題もいろんな要素を含めても、この先の混乱が見えていて不安ですね。
しかしこのまま「若い世代の負担にならない政策」もしないといけませんが、なにかと手遅れ感が否めません。
とはいえ自分や家族を守るのは自分なのだから、まずは自分がいかに将来に対しての備えや現状での打開策を練っていかないと、国や他人をあてに生きててはだめですね。
まず自分にできる事!そしてその助けが、いろんな所にあるのでそれを利用していく(そこに気づく事が大事)介護や育児や仕事などは1人で抱えず頼れる所は頼る事も自分にできる方法の一つです。
とにかくこの「超高齢化に突入していく未来」はどうなっていくか、アンテナを張って注視していかないといけませんね。
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