楽天市場送料問題に動きあり!
緊急停止命令の申し立てを取り下げ
こんにちは「うぇすてりあ」(@wisteria_)です!
2020年03月10日に公正取引委員会は、東京地裁に申し立てをおこなっていた「緊急停止命令」を取り下げた、というニュースが入ってきました。
思っていた以上に速い進展でした。
この問題はまだすぐに動くものではないと思っていましたが、楽天は大々的に「送料込み」に動きみせました。
今回はここを深堀していき、楽天経済圏で生活する身なので、今後どう「送料問題」が変化していくのか解説していきます。
緊急性は無くなった
冒頭でも説明しましたが、楽天は「一斉に3,980円以上の商品は送料込み価格」をせず、できる出店舗から柔軟に進めていく方針に対して、公正取引委員会は緊急性が無くなったという事で、東京地裁へ申し立てと取り下げたました。
公正取引委員会の山田弘審査局長は2020年3月10日夕方に記者会見ほ開きました。
この記者会見でこう述べました。
「理由がどうであれ、出店者が参加を自ら選べるなら一時停止を求める緊急性が薄れると判断した」
これにより楽天側は「3,980円以上(税込)で送料無料」に対して動きだしました。
楽天の公式な見解
楽天 HPより
2020年3月10日の楽天
■公正取引委員会による緊急停止命令の申立ての取下げについて
2020年2月28日付「公正取引委員会による緊急停止命令の申立てについて」で公表しました通り、公正取引委員会(以下「公取委」)は、当社サービス「楽天市場」における「共通の送料込みライン」(以下「本施策」)について、独占禁止法第 70 条の4第1項の規定に基づき、東京地方裁判所に対して緊急停止命令の申立て(以下「本件申立て」)を行っていましたが、本日、公取委によって本件申立てが取り下げられましたのでお知らせします。
当社におきましては、新型コロナウイルス感染拡大等に伴い、「楽天市場」の出店店舗様への影響についてその対応策等について検討をしていたところ、本施策に関しましては、2020年3月18日の時点におきましては、準備が整った一部の店舗様と共に開始することとし、それ以外の店舗様におかれましては、店舗様の選択により本施策の適用対象外にすることを可能とする措置を講じることとしました。
公取委に対し上記の説明を行っていたところ、本日、公取委により本件申立てが取り下げられました。
本件申立ての取下げ等による当社業績への影響について、今後開示すべき事項が発生した場合には、速やかに開示いたします。
楽天 HPより抜粋
楽天市場の送料込みとは
2020年3月10日の翌日11日にはこのようなバナーが楽天市場に掲載されており、左上に書いてあるように2020年3月18日(水)に「3,980円以上(税込)で送料無料」はスタートするようですね。
なので一部の出店舗からいよいよスタートする楽天市場の「送料無料」も、ここでも軽く解説しておきます。
※次回は楽天市場送料込みの深堀した解説記事も制作予定です。
左が今までの楽天市場の状態で、右が今度の2020年3月18日からの方式になります。
要は対応してる店舗でのお買い物に対しては、「3,980円以上(税込)で送料無料」(送料込み表示)になるという事です。
また送料無料に場合には、出店舗サイトの商品説明の所を見れば「送料無料」かどうかがわかるようになるとの事です。
同一の対応ショップで同一注文・同一配送先へのお買い物合計額が3,980円(税込)以上の時に送料無料になります。
ショップによっては、独自に3,980円(税込)未満で送料無料ラインを設定している場合があり、その場合には、ショップの設定が優先されます。詳しくは、ショップにお問い合わせください。
楽天市場 HPより
そしてその中でも「送料無料ライン」もあり、上記のような場合は「3,980円以上(税込)で送料無料」にも対象外になるという事です。
まとめ
とりあえず「3,980円以上(税込)で送料無料」は動き出し、この金額以上買えば送料は気にしないで買い物できるという状況になりました。
これは楽天経済圏で生きる人にとっては買い物しやすくなりますね。
近々この楽天の送料無料も解説記事を制作していきます。
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