飲水は災害用に蓄えてるが…
電気と水の関係
こんにちは「うぇすてりあ」(@wisteria_)です!
昔から災害が無くて、「今まで災害はまったく無いからこの土地は平気」という認識を各地に勝手に思っていましたが…
もうそれも過去の話です。
最近の災害は警戒してない地域にも、突然降りかかるようになってきました。
しかも最近はオール電化を始め、電気なしに生活するのは大変になってます。
そもそも水を供給する施設に電気が来なければ、家庭へ水を供給する事ができません。
昔ながらの井戸水で生活している住宅も、結局は地下から吸い上げる時に電動のポンプが必要になり、電気が来なければ水はつかえません。
今ではマンションなども、高層化していて水を上まで運ぶにも、電気が必要です。
それが電気が来ない状態になるとあらゆる、水不足に陥ります。
水を給水場所まで長時間並んで、もらいに行きそれを階段で持って上まで歩くのも大変ですね。
最近のニュースなどでも停電による水不足の深刻性が話題にもなっています。
トイレの水不足が深刻
その中でも飲水はある程度備蓄していたり、ペットボトルでの災害時の給水もいち早く行い、少しの間しのげば、飲料水に関しては助けになりますが、それでも災害時の水は貴重。
その貴重な水は生活用水も深刻で、一番の困りごとは「トイレの水」になります。
災害時での必要な物の中でのアンケートでも常に上位にくるのが、このトイレの水です。
参考:首相官邸HP より
人は生きていくには必ずトイレを利用しています。
しかしその水が無ければどうでしょう…
考えただけでもかなり「ぞっと」してしまいます。
それが1日2日ならまだしも、5日…1週間…2週間となると…
もうこうなると地獄ですね。
そこで日頃からの備えが必要となります。
備えるなら日頃の雨水
参考:京都府 建設交通部水環境対策課
トイレの水が無いとは言っても、備えるとしたらぱっと思いつくのが、携帯型のポータブルトイレとか、そういうのを考えますね。
今回私が紹介するのは、「雨水タンク」の紹介になります。
この雨水タンクは戸建て住宅なら、雨水タンクを雨樋に連結すれば自動で、雨水を大量に貯める事ができます。
またマンションなどの雨樋が連結できない所でも、ベランダに置いて日頃そこに水を入れておけばそれだけで、災害時の貯水・予備水になります。
こうやって飲めない水を蓄えておくだけで、トイレの水はもちろん、通常時でもガーデニングの水やりやベランダや玄関の掃除にも使えますね。
貯水量もピンきりで50Lから1200Lまで幅広くタンク容量があるので、生活スタイルや家族構成で選ぶ事ができます。
最近では洋風の庭に置いても恥ずかしくない、お洒落な雨水タンクも発売されていていて、デザインの観点から選ぶ事も可能になってきています。
トイレ1回分の水量を見て容量を決めよう
参考:京都府 建設交通部水環境対策課
この表からみても120L位から家庭での貯水が目安になりそうですね。
15年前のタイプでさえ約13Lのお水が1回のトイレで使う量でした。
最近のタイプは約5L位で1回のトイレの水で済むので、家庭のトイレの使用量の確認は大事ですね。
なので自宅のトイレの1回辺りの使用量をみて計算してみてください。
昔ながらのトイレと、最近の節水タイプとでは水の使用量も大きく変わってきます。
地方自治体によっては助成金・補助金
参考:東京都品川区
こちらは参考までに、東京都品川区の助成金の説明になります。
このように住んでる場所によりますが、助成金・補助金が出る所もあるので、お住まいの自治体の下調べをしておくと良いでしょう。
災害は来てから、水が必要になってから、では遅いのです。
防災意識を高めて、日頃の準備が大切です。
タキロン takironn 雨水貯留タンク 架台付き 120リットル
合わせて読みたい記事
関連外部リンク
・首相官邸 HP
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html
・京都府 建設交通部水環境対策課 HP