小学校以来の日光東照宮で癒やされる
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田舎暮らしデーターベース栃木県日光市
日光東照宮とは、日本の関東地方北部に位置する、栃木県の日光市に所在する神社で、江戸幕府初代将軍:「徳川家康」を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀る場所です。
■正式名称
・東照宮(日光は正式名称では付かないらしいです)
■所在地・住所
・栃木県日光市山内2301
アクセス
■車の場合
・東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路を経て、日光ICで下りてから2km
・東照宮大駐車場
利用:年中無休
駐車料:普通車 600円(1日に1台、1回分)
■電車の場合
・浅草 ~ 東武日光(特急けごん) : 所要時間 約1時間50分
・浅草 ~ 下今市~東武日光(特急きぬ+各駅停車) : 所要時間 約1時間50分
・浅草 ~ 東武日光(東武鉄道快速) : 所要時間 約2時間5分
・新宿 ~ 東武日光(JR特急日光) : 所要時間 約2時間
・宇都宮 ~ 日光(JR日光線) : 所要時間 約45分
日光東照宮は、元和(げんな)3年(1617)徳川初代将軍徳川家康公を御祭神におまつりした神社です。
家康公は、元和2年4月17日駿府城(静岡県静岡市)で75歳の生涯を終えられ、直ちに久能山に神葬されました。
そして御遺言により、一年後の元和3年4月15日、久能山より現在の地に移されおまつりされました。
正遷宮は、同年4月17日二代将軍秀忠公をはじめ公武参列のもと厳粛に行われ、ここに東照社として鎮座しました。
その後正保(しょうほ)2年(1645)宮号を賜り、東照宮と呼ばれるようになりました。
尚、現在のおもな社殿群は、三代将軍家光公によって、寛永(かんえい)13年(1636)に造替されたものです。
出典:日光東照宮公式
子供頃と違う感性で見る観光地
日光東照宮に来たのは小学校以来です。
子供の頃の遠足や観光地って、子供ではその場所のいい所が、伝わらない名所・場所に行く事が多いですよよね。
■【国宝】陽明門(ようめいもん)
私が行った時は丁度「平成の大修理」をしており足場で建物は見えませんでした。
久しぶりに見れると思っていた陽明門ですが残念ながら見る事が出来ませんが、この工事自体がとてもレアな時期でもあると良い方に考えておきます。
■神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)
その一つがこの日光東照宮で、子供の頃の記憶っていったら、神厩舎の【見ざる・言わざる・聞かざる】の「三猿の彫刻猿」と「眠り猫」位しか、印象にありませんでした。
この神厩舎・三猿はご神馬をつなぐ厩(うまや)で、昔から馬を守る動物として猿とされているので、このような猿が彫られたそうですよ。
しかし今改め行くとそこにはいろんな思いが詰まった場所で、昔からずっとここに鎮座して、風景も昔から今の今まで変わらず、このような風景があるという状況に、いろいろ考え深くなります。
■石鳥居(いしどりい)
ご鎮座翌年の元和4年(1618)に、九州筑前(今の福岡県)藩主黒田長政公によって奉納された石鳥居。
この石材は、わざわざ九州から船で小山まで運んで、その後に陸路の人力でこの日光まで運ばれたと言われてます。凄い所から遥々運ばれてきたんですね。
この時、急なゲリラ雷雨の大雨に打たれたのですが、気温が暑いから急激な温度変化になり、寒くなりその温度差で、辺り一面霧に包まれて、それがまた幻想的というのか、神秘的でもありなんとなく昔もこんな感じで、こんな山奥にこんな立派な神社があるという事実に、この時改めてしみじみ感動したました。
■五重塔(ごじゅうのとう)
慶安3年(1650)若狭の国(今の福井県辺り)小浜藩主・酒井忠勝公によって奉納されました。
文化12年に一時火災になり、五重塔は損傷したが、その後文政元年(1818)に同藩主・酒井忠進公によってもう一度綺麗に再建されたと言われています。
こんな昔に「きめ細かい装飾や色や彫刻」をみる度に昔でもこれほどのクォリティで建設できる技術が凄いです。
■ 唐門(からもん)
この唐門は本殿への門で、建物の全体が胡粉(ごふん)で綺麗に白く塗られ、「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」・「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」などきめ細かい彫刻がいたる所にほどこされています。
こういう神社などは大人になって改めて見る時の感動は凄く良いものですね。
彫刻や建物の装飾や色を見てるだけで、昔のその場にトリップしたような感覚になる事もあり、普段の生活には無い、いい刺激になります。
見るのは建造物だけでは無い
この日光東照宮に来て建造物もいいですが…
実はこの建造物まで行くのに駐車場から少し歩くのですが、その道中に高さや太さもある立派な杉並木があるのですが、こちらも静寂の中の神秘的な物を感じます。
過去と現在の境目にいる感じがしますね。
とてもいい心地になります。
行った時は建物以外にも、こういった「何気ない杉並木を眺める」事もおすすめします。
■叶杉
またこの東照宮の奥に「奥宮宝塔の家康の墓所」があり、その近くに「樹齢約600年の叶杉」もあり、ここでお願いをすると願い事が叶うと言われており、最近ではこの杉目当てに来る人もいるそうです。
さすがパワースポットっと呼ばれる場所ですね。
ただし約200段の階段を上がる必要があり、なかなか大変ですよ。
まとめ
こういった昔の建造物やそれを取り巻く周りの山や木々なんかもすべてが、昔から何も変わってないという、事実が凄くいい刺激になりますね。
この東照宮も夜中は今より真っ暗で、危険でそれでも参拝しに来て、いろんな思いを持ちながら参拝した人もいると思うと、なんかわくわくします。
今は綺麗に整備されて近くまで車で来れますが、当時は歩きだけで、山を登り、険しい道を歩き辿り付く場所ですからね。
当時の整備されてないこの東照宮を想像しながら歩くとより一層面白いです。
おまけ
帰りに立ち寄った所で「中禅寺湖」も行きましたよ、この時は大雨に打たれて服も濡れ寒くそこまで湖に長居はしませんでした。
時間が結構な夕方だったのですが、湖畔の蕎麦屋でお店の方が親切で、もう営業時間が終わるすれすれにもかかわらず、営業時間を延長して頂いて、温かい蕎麦を食べて温まって帰りました。
■正式名称
・中禅寺湖
海抜高度1269m。日本屈指の高さにある湖
■所在地・住所
・〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
アクセス
■電車とバスの場合
・JR日光駅/東武日光駅から【中禅寺温泉行】【光徳温泉行】【湯元温泉行】のバスを利用
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