これからの日本の災害対する防災対策は個人レベルで必要
最近の天災は過去の物は違う
ここ最近ニュースなどの政府や気象庁の警報、会見などでも言われているとおり「過去経験した事ない災害が起こる可能性がある」注意喚起の呼びかけが多くなりました。
最近ですと、集中豪雨や台風なんかも過去の経験した事ない、勢力で被害をもたらしています。
この原因は一概に「温暖化」「海水温の高温化」など言われていますが、まだその原因はわかっていません。
ただしこれだけは言えます。
「災害は他人事ではない」という事です。
最近の被災地の方のインタビューなどでも、よく言ってる言葉ですね。
そうです!今の日本の天災に関しては、いつ自分の所に起こるかはわかりません。
■2011年3月11日午後2時46分に東日本大震災が発生。三陸沖を震源とする国内観測史上最大となるM9.0
■2016年4月14日の熊本地震では約48万世帯が停電しました。
■2018年9月4日の台風21号は大阪府、和歌山県、兵庫県などの8府県で約224万7000戸が停電しました。
■2018年9月6日の胆振東部地震の北海道のほぼ全域が停電したブラックアウト。
■2019年9月9日の関東直撃台風15号の時も千葉県では一時93万戸の停電が起こりました。
■2020年7月に九州・中部・東北に大きな水害が起こり、あらゆる河川が氾濫し「線状降水帯」という言葉も広がりました。
■2024年1月1日16時10分に「令和6年能登半島地震」が発生M7.6最大震度7
なので、個人での天災に関しての心構えや意識改革が必要だと思います。
住んでる所のリスクを知る事が大事
最近ではハザードマップがいろんな所で見る事ができます。
地震・津波・水害・氾濫・土砂崩れなどその災害の種類によっても様々あります。
一番の有名所では上記の画像でも紹介してる、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」になります。
このハザードマップには各地の洪水・土砂災害・津波のリスク情報、道路防災情報などが調べられるようになっています。
ここは一度、自分の住んでる所を見てみる事をおすすめします。
まずは自分の住んでる所のリスクをちゃんと知る事が大事です。
そしてこのハザードマップポータルサイトは「わがまちはハザードマップ」としてより住んでる所の細かいハザードマップを探す事もできるので、これも見ておく事をおすすめします。
この「わがまちはハザードマップ」は、地盤情報や液状化情報や火災情報などもその地域で発表してる物を確認できるので、あらゆる災害のリスク確認ができます。
国土交通省 公式 ハザードマップポータルサイトURL
震災の備えは総務省消防庁の防災マニュアル
もちろん地震においても防災意識を高めないといけません。
こちらは総務省消防庁のサイトになります。
震災での準備や行動や心構えの情報を得る事ができるのここのサイトも一度目を通しておくといいでしょう。
上記の画像のようにあらゆる震災の情報が事細かく、調べる事が可能になっています。
震災の場合は二次災害、三次災害といろいろな災害が起こる事が予想されるため、必ずその知識、情報は必要となるでしょう。
総務省消防庁 防災マニュアル 公式 URL
https://www.fdma.go.jp/relocation/bousai_manual/index.html
災害に合う前の個人での確認も大事
●最新の正確な情報を得る事
・中にはフェイクニュースもあるので自分の目で正しい情報の取捨選択が必要です。
●ハザードマップの再確認する。
・ハザードマップは今はインターネットで公開してる所もあるので、そちらで今一度確認して、住んでる所の災害リスクをチェックしておきましょう。
●緊急時の行動を家族内で再確認をする。
・忘れていたり、勘違いしたままかもしれないので、家族内で今一度、避難ルートや避難場所や連絡など確認しておきましょう。災害がおきてからでは遅いのです。
●近所の建物や塀や河川や山道や道路をあらため頭にいれておく
・危険な所や逃げ道の確認をしておき、万が一の場合にその道を使わないルートや、危険性がるのを災害がくる前からチェックしておく事が大事。
●近所の方(特に高齢者の単独など)とコミュニケーション
・一人で無理な場合は助け合う事も大事です。
こういう時にコミュニケーションを取って災害にあった場合は助け合えるようにしましょう。
停電リスクも知る
※この停電リスク予測は、過去の台風 (去年の大阪に大きな被害をもたらした台風21号、今年の千葉に被害をもたらした台風15号を含む) の際にウェザーニュース会員から得られた停電報告と気象観測機の風速データの相関関係を分析した結果を元に、予測を計算しています。
出典:ウェザーニュース
ウェザーニュース公式が公開している情報で、その時(災害が起ころうとしている時)に停電のリスクがある場合に、過去のデータから停電のリスクがある範囲を地図におこして、見やすくなってる情報になります。
ウェザーニュース公式 停電リスク
https://weathernews.jp/s/topics/201910/100105/?fm=tp_rec&tpid=201910100105
つまりこれをみれば、自分の住んでる所がどのような状況かがわかるので、防災の目安にできるでしょう。
特に赤の所は停電になる可能性があるので、停電の防災行動をとっていきましょう。
2019年9月9日の関東直撃台風15号の千葉県の大停電の時には、大元の方の大きな電線の鉄塔が山の方で倒れると大規模の停電につながる為、停電も長期化します。
台風・大雨・集中豪雨・などの災害に備える
□ 建物の外の周りの確認
・家の周りの置いてある物の植木鉢やバケツや自転車などの片付けや補強や必要な場合は室内にしまうように。
□ 屋根、塀、壁の点検
・雨漏り、塀の強度、などの確認しておく、雨が既に降ってる場合は近づかない。(安全第一)
□ 側溝や排水溝を確認。
・排水しやすい環境にしておく、雨が既に降ってる場合は近づかない(安全第一)
□ 窓や雨戸を補強をする。
・窓を養生テープなどで割れた時の対処(現時点でお店は売れ切れ続出)
□ ライフライン断絶に備える。
・衣食住に関わる事に気を配る。(電気・水道・ガスがない状態、トイレの水など)
□ 車のガソリンを満タンにしておく。
・災害時に車はかなり便利になります。ガソリンも今のうちに入れておきましょう。
□ 床上の浸水対策
・川が近かったり床下浸水をした所は、早めに土のうや家電を高い所にあげておくなど。
水害にあったときに
TVでも紹介された、水害にあった時にとても参考になるサイトとPDFでの水害にあった時のわかりやすい冊子の紹介もしてる所もおすすめしておきます。
「震災がつなぐ全国ネットワーク」という所のサイトでここには、水害あったらどうしたらいいのか?が事細かく書いており必ず水害にあった時に役にたつ情報だと思います。
生活再建の紹介や罹災証明書の取り方や手続き、家財道具の処分、家の床上・床下浸水の乾かし方など、普段得られない情報が満載なので、おすすめしておきます。
震災がつなぐ全国ネットワーク URL
http://blog.canpan.info/shintsuna/archive/1420
災害にあう前にあらかじめ用意しておく物
□ 食料
□ 飲料水
□ トイレ用などの水の確保(お風呂に貯めておく)
災害時に困る生活用水!一番大変なのがトイレ用の水が無く流せない
□ 携帯ラジオ
□ ワンセグ対応の携帯など
□ 懐中電灯・ランタン(予備の電池チェック)
□ 濡れないようにしておく洋服の確保
□ 濡れないようにしておくタオル
□ 緊急用の外靴
□ ライター・マッチ
□ 救急薬品
□ 常備薬(持病用)
□ 貴重品(お金)電子決済が使えなくなると現金も必要です。
□ モバイルバッテリー(停電に備えて充電チェック)
□ 大型ポータブル電源(停電に備えて充電チェック)
地震・台風・豪雨・豪雪・防災用に必要な電気に大型ポータブル電源
□ 非常用トイレ
□ カセットコンロ(ガスボンベのチェック)
□ ティッシュ、ウェットティッシュ
□ ポリ袋、ごみ袋
□ 紙皿・ラップ・割り箸
□ 生理用品
□ 子供・高齢者おむつ
他にも個人個人で必要な物が何処にあるのか、何が必要か考えておき、いつでも使えるようにしましょう。
けして他人事とは思わず、明日は我が身の事として危機感を持つ事が重要になります。
自衛隊防災BOOK [ 自衛隊/防衛省 ]
地震・台風・土砂災害・洪水から家族を自分で守る防災完全マニュアル [ 河野 太郎 ]
これからの生活は、日頃からの防災意識の自覚が必要な時代に突入したと思った方がいいですね。
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