健康診断でLDLコレステロールが多い事がわかった
コレステロールとは?
健康診断やTVなどでよく耳にする悪玉菌・善玉菌やLDLコレステロール・HDLコレステロールなどを、この記事では30代からの中高年の方にもわかりやすく解説していきます。
そもそもコレステロールというのは、脂質(脂肪)の一種の事です。
このコレステロールはホルモン・細胞膜・胆汁酸を体内で作る大事な脂質なのです。
なので一概にコレステロール=悪い脂質っていうわけでもありません。
しかしこのコレステロールの値は、過剰や不足になると動脈硬化などの生活習慣病のリスクが高まると言われています。
私は現在健康診断にてLDLコレステロールが多く「要注意」の値まで高まっています。
生活習慣病との関係
生活習慣病の因子として取り上げられているのは、たんぱく質などと結合しリポタンパク質として血液中にとけ込んでいるコレステロールです。
リポタンパク質には、肝臓のコレステロールを体全体に運ぶ役割を持つLDL(低比重リポタンパク質)と、体内の血管壁にたまったコレステロールを肝臓に運ぶ役割を持つHDL(高比重リポタンパク質)があります。
LDLは体にコレステロールを貯めるので「悪玉」、HDLは回収するので「善玉」と呼ばれています。
出典:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
たんぱく質などと結合している【リポタンパク質】が血液中にとけ込んでいる一部のコレステロールが生活習慣病の因子とされています。
この【リポタンパク質】には2つの役割をもっています。
①【LDL】コレステロール 悪玉菌(低比重リポタンパク質)
・肝臓のコレステロールを身体全体に運ぶ役割をもっています。
②【HDL】コレステロール 善玉菌(高比重リポタンパク質)
・体内の血管壁にたまったコレステロールを肝臓に運ぶ役割をもっています。
悪玉菌と善玉菌の違い
①の【LDL】コレステロールは身体全体に運ぶ際に血管に付着する事で、血液の流れを邪魔して血液詰まらせる原因になるので悪玉と悪いイメージが付いています。
②の【HDL】コレステロールは逆に血液壁にたまったコレステロールを運んでくれるので、善玉といういいイメージがついています。
これによりLDLコレステロールは悪玉菌、HDLコレステロールは善玉菌と呼ばれるようになります。
しかし生きていくために「この2つは重要な役割を果たしてる」ので、どちらかが多くなっても、少なくなっても身体には良くなく、丁度いいバランスを保つ事がいいという事です。
しかしこの①の【LDL】コレステロール(悪玉菌)が基準値以上の値になると…
血液壁の中で固まり沈着してしまい、脂質異常症と呼ばれる状態になり、それが動脈硬化につながり、ゆくゆくは「脳卒中」や「心筋梗塞」や「閉塞性動脈硬化症」や「狭心症」や「虚血性心疾患」などの生活習慣病のリスクを高めるので、みなさん気にする値となっています。
LDLコレステロールが多い食べ物
このような食べ物には多く含まれてるというので、私はなるべく多く摂らないように、日頃の食事には気を付けています。
健康診断の時はLDLとHDLを気にしましょう
なので健康診断を行ったときは、このLDLコレステロールとHDLコレステロールの値を気にしてみる事が、身体の危険サインを早期に見つける目安にもなるますね。
ちなみに私はすでにこのLDLコレステロールの値で厳しい値が出てるので、今対策を少しずつとっています。
生活習慣病は35歳過ぎたら気にしないといけないモノの一つですね。
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厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報 URL
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-012.html