セブンイレブンの【お会計セミセルフレジ】を順次全国からその先のセルフレジへの進化
最近のレジの変化
結構前から小売店のレジの変化は、各企業目まぐるしく変化していきました。
最近ではスーパーやホームセンターなどでも、セルフレジを導入する所も多くなりましたね。
このセルフレジは、ある程度レジの会計作業を素早くこなせる人(お金の出し入れ、キャシュレス決済)や、商品が1点、2点と少なくすぐレジの会計が終わる人は最適で、並んでいてもすぐにレジを通過する事ができます。
そしてレジでの会計に不安がある方は、従来の方式の有人のやり取りできるレジもあるので、その住み分けが利用する側にも大変便利になっています。
しかし最近の店舗では従来のフルサービスで行うレジは減っていき、店内のレジが全部セミセルフレジや完全セルフレジも増えてきました。
そうなると従来のフルサービスレジでしかレジを使えない方や新しいレジの機械操作に戸惑う為に、セミセルフレジがある店舗は自然と遠ざかってしまう人が居るのも事実です。
そんな大変便利でもあり、苦手な人も居るセルフレジですが、コンビニエンスストア大手のセブンイレブン・ジャパンも「お会計セルフレジ」を導入するとい事で、今回はこの「セルフレジ」や「硬貨/紙幣の利用制限枚数」など私なりの解説と深掘りをしていきたいと思います。
セブンイレブンのセルフレジ
セブンイレブン・ジャパンは「お会計セルフレジ」を2020年9月移行順次導入を開始し、ゆくゆくは2021年8月までに全国のセブンイレブンの店舗に展開する目標掲げました。
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永松 文彦)は、レジ接客の時間を短縮する取り組みの一環として、お会計操作の部分をお客様に行っていただく新しいレジの仕組み「お会計セルフレジ」を、9月以降順次、全国のセブン‐イレブン店舗に導入いたします。
その後、2021年8月までに、全エリアへの導入を完了する見込みです。
出典:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
今回導入する「お会計セルフレジ」は、商品の読み取りまでは従来通りお店の方がスキャンをしてくれて、会計の所だけ私達が会計を行う「セミセルフレジ」タイプになります。
・従業員のレジ接客の時間短縮
・お客様がレジに並ぶ時間の短縮
に効果があり、1部テスト店舗での検証結果はなんと!約7時間分のレジ接客時間の短縮につながるという。
流石に最近のコンビニの店員の仕事量は多くかなり大変だと聞くので、一刻も早くこのような簡素化のシステムが進んでくれる事はいいですね。
ゆくゆくは、商品の陳列なども「ロボットとAIで行えるようになる」というニュースも聞いていますで、コンビニの進化を見るのも楽しみですね。
セブンイレブンでの利用可能な支払方法
各種バーコード/キャッシュレス決済方法一覧
電子マネーや交通系電子マネーやクレジットカードなどの決済方法一覧
セブン‐イレブン収納代行サービス
料金収納代理業務も可能です。
■払込票による収納代行サービス
・クレジット・通信販売・電気料金・ガス料金・電話料金・水道料金・国民年金保険料・保険料金・NHK(受信料)・セブンミールサービス
各種税金や公金の料金収納代理業務の支払いもセブンイレブンにて可能です。
※支払いの詳細は支払う収納票を確認ください。
お支払いは現金またはnanacoのみとなります。交通系電子マネー、楽天Edy、iD、QUICPay、クレジットカード、デビットカード、バーコード決済、QUOカード、各種商品券、お買い物券ではお支払いいただけませんのでご了承下さい。
出典:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
(一部、nanacoでお支払いいただけないサービスがございます)
こちらの料金収納代理業務の支払いもセミセルフレジに可能です。
私も月に一度この支払方法があるので毎回セブンイレブンを利用して支払いをしていますが、簡単に支払いが出来るので大変助かっています。
セルフレジは硬貨は何枚まで紙幣は何枚で対応なのか?
セブンイレブンの枚数制限も知りたい所ですよね。
最近はキャッシュレス決済の機会が増える中で細かくなった紙幣や硬貨が、財布の中でかさばる時があります。
しかしキャッシュレス決済が多い為、中々この細かくなった紙幣や硬貨の使い道が無いので困ります。
そんな時にセミセルフレジでこの細かくなったお金で支払えばとても便利に利用する事ができます。
なので一体どの位対応できるのかセブンイレブンの問い合わせで聞いてみました。
硬貨の枚数制限はあるのか?
まず直接セブンイレブンに問い合わせる前にセブンイレブンのホームぺージにて色々調べたら上記のようなQ&Aが見つかりましたので参考までにどうぞ。
法律上、同一硬貨20枚までは使用可能です。
出典:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
同一硬貨21枚以上は、店舗責任者の判断によりお断りする場合もありますので、ご了承ください。
一応硬貨に関しては上記のセブンイレブンのホームページに記載されています。
そして法律上でも決まっているので、非常識な多量の硬貨を入れる行為は止めた方がいいです。
ちなみに硬貨の枚数に関してセブンイレブンに直接問い合わせた時も同じ返答でした。
紙幣の制限枚数はあるのか?
紙幣に関してはホームページの方に記載は無く、実際の店舗のレジには「お札10枚まで」などの記載がある所もありますが、本当の所どうなのか?直接セブンイレブンに問い合わせをしました。
セブンイレブンの問い合わせの返答は、店舗の記載と同じで「1度に10枚まで」との返答でした。
なお分割して10枚入れて一旦間隔を空けてまた10枚入れる事は可能との事でした。
このような結果になりましたが、やはり後ろに人がいっぱい並んでいる中で硬貨を大量に入れて時間がかかったり、レジを故障させてはいけません。
なるべく人が並んでない時や、適度な枚数にする常識の範囲内で行う事も重要ですね。
2024年新紙幣への切り替えはいつ?
新札の改刷はまちまちですが近年だと約20年周期で改刷しています。
その目的の主は偽造防止の為と言われています。
2024年7月3日に、一万円、五千円、千円の3券種を改刷する予定です。
新しいお札は、150年以上にわたり培った偽造防止技術の結晶。
出典:国立印刷局
上記のように新紙幣の切り替えが始まるのは2024年7月3日(水)からとなります。
新札には「3Dホログラム」を採用しています。
今使っているお札は使えなくなるのか?
国立印刷局の返答は以下のようになっています。
新しいお札が発行された後も現在発行されているお札が使えなくなるという予定はありません。
出典:国立印刷局
お札は、法律で無制限の強制通用力があることが定められています。
法律上の特別な措置がとられない限り、この通用力を失うことはありません。
既に発行が停止されたお札のうち、現在でも使えるお札は18種類あります。
旧札も使えるの焦って交換しなくても大丈夫です。
この時期に新札にまつわる詐欺などの話も出てくると思われるので注意してください。
セブンイレブンで新紙幣発行後、旧紙幣は使えるのか?
旧紙幣は、流通紙幣であればお買い物のお支払いでご利用可能(2024年6月19日現在)
ただし!
2世代前の1984(昭和59年)発行の紙幣は、2024年6月20日以降「会計セルフレジ」「セルフレジ」「釣銭機」では利用できません。
以下の紙幣は、継続して「会計セルフレジ」「セルフレジ」「釣銭機」での利用が可能
セブンイレブンのホームページでも「新紙幣発行後、旧紙幣は使えるのか?」の問いに以下のように掲載しております。
2024年新紙幣の肖像画は誰?
新一万円札
新一万円は【渋沢栄一】読み:しぶさわ えいいち
生涯において500もの企業設立などにかかわり「日本近代社会の創造者」と言われる方
新五千円札
新五千円は【津田梅子】読み:つだ うめこ
生涯を通じて女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家
新千円札
新千円は【北里柴三郎】読み:きたさと しばさぶろう
破傷風を予防・治療する方法を開発した微生物学者で「近代日本医学の父」
最初は誰でも戸惑うセルフレジ
最初はセルフレジやセミセルフレジの操作がわからないの当たり前です。
一言でセルフレジと言っても、商品読み取りは今まで通りのお店の人がやってくれて会計の時だけ自分が操作してやる【セミセルフレジ】。
商品の読み取りから会計まで自分だけで一括でやる【セルフレジ】。
このようにいろんな種類があると思います。
セルフレジやセミセルフレジはセブンイレブン以外にもコンビニやスーパーやホームセンターなど小売業の各社レジの種類はバラバラで、操作方法は当然違います。
なのでその他のお店で導入したてのセルフレジは、いろんな方式があるので私も最初は戸惑ってしまい操作などで時間はかかったりもしますが、慣れると早くスムーズにお会計が出来るようになります。
なのでまだセルフレジは体験してない人や最近やっと最寄のお店にもセルフレジが導入されたばかりの人は、「なんか難しいそう」「面倒くさそう」などの考えはあると思いますが…
会計時に人が後ろに並んでいない空いてる時を見計らって、ぜひセルフレジのチャレンジをしていってもらいたいですね。
店員さんも丁寧に教えてくれます。
基本的には商品を店員さんが読み取ってくれて、こちらでタッチパネルで支払い方法を選び会計をして終わりになります。
そして、できれば支払い方法をキャシュレス決済に移行すると、支払いのスピードアップと現金の出し入れが無くなり大変便利になります。
おすすめの保冷 レジかご対応 エコバック LAURIER
自立するしっかり素材で折りたたみも可能で私がおすすめする理由は綺麗でおしゃれなカラー展開と高性能なエコバックです。
サイズ/カラーも豊富にあるので気になる方はチェックしてみてください。
今後のレジ戦略はセミセルレジから完全なセルフレジへ
セブンイレブンのレジの進化は続く。
今後レジの大きな流れはセミセルフレジ(商品読み取りは店員)からセルフレジ(商品読み取りから会計まで全ての操作)へと進化を遂げていきそうです。
スーパーや洋服店やホームセンターなど違うお店ではもう見かけているセルレジですが、このシステムへとセブンイレブンのレジは2025年を目標に進化していくようです。
このセミセルフレジは全国約2万1000店のうち約9割の店舗で2021年8月末までに設置を完了しているそうです。
そして今後はセミセルフレジから完全なセルフレジに移行し、私達自身が商品のバーコード読み取り会計方法を選び会計をし袋詰めをするレジを目指しているようです。
これで客側が全ての決済を済ますというよりスピーディーになり店員はレジ業務から解放され(電子支払いや酒やたばこなどは従来通り)他の業務に集中できなおかつ人件費の削減にもつながりレジでの過不足金などのトラブルを減っていきます。
今の時代非接触や人間の労働に関わる所のセルフ化は、どんな業界や業務にも大きな進化と変化波が急激にくる時代だと思っています。
なので私たちはなるべくその急激な波に乗り遅れないように柔軟な対応をしていかないといけないと思います。
人間は変化を嫌うという事がありますが、変化に反発するのではなく新しい事に飛び込みより自分の快適な生活になるように情報やチャレンジする事で今よりも1歩2歩より快適な生活になると思います。
合わせて読みたい記事