台風対策と停電リスクとは?私は落雷にて家電が故障し火災保険を利用しました。
台風の名前はどう決まるの?
従来は米国が英語名(人名)を付けていましたが、気象庁のホームページを調べると2000年からは下記のように台風の名前を付けるようにしたようです。
北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、同領域に共通のアジア名として、同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
出典:気象庁
140個のアジア名のうち日本からは、星座名に由来する名前10個を提案しています。
台風19号「ハギビス」とは?
2019年10月6日AM3:00に、南鳥島近海で令和元年東日本台風台風19号「ハギビス」は発生しました!
この台風はこれまでに無い勢いのある台風の為、いろんな所でその危険性や防災などの情報をメディアで流しています。
正直この規模は過去に前例が無い位の為、他人事と捉えず危機感をもって正しい情報の取り入れと行動をしていきましょう。
この「ハキビス」とはフィリピンが提案した台風が発生する前に「台風委員会」(14カ国等が加盟日本も込)で各加盟国などが140個をあらかじめ付けておき、その名前を発生順に付けていく名前になります。
台風19号の名前「ハギビス(Hagibis)」は、フィリピンが提案した名称で、「すばやい」という意味の言葉が由来です。
出典:株式会社ウェザーニューズ
なので「ハキビス」の意味は「すばやい」ですが、これは事前に付けてる名前なので、この台風19号が早い訳ではありません。
大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会の加盟国・地域からの要請を受けて、そのアジア名を以後の台風に使用しないように変更することがあります。
出典:気象庁
また以前使われていた台風の名前も上記のように【削除】する事もあるので気になる方は最新の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)が決めた台風の名前一覧を確認する事をおすすめします。
停電リスクとは
※この停電リスク予測は、過去の台風 (去年の大阪に大きな被害をもたらした台風21号、今年の千葉に被害をもたらした台風15号を含む) の際にウェザーニュース会員から得られた停電報告と気象観測機の風速データの相関関係を分析した結果を元に、予測を計算しています。
出典:株式会社ウェザーニューズ
ウェザーニュース公式が公開している情報で、停電のリスクがある範囲を地図におこして、見やすくなってる情報になります。
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、お天気アプリ「ウェザーニュース」(iOS版、Android版)の新バージョンをリリースし、人気のレーダー機能に「停電モード」を追加しました。レーダーの停電モードでは、マップ上で停電のリスクを確認できます。
出典:株式会社ウェザーニューズ
https://jp.weathernews.com/news/41216
ウェザーニュース公式 停電リスク
https://weathernews.jp/s/topics/201910/100105/?fm=tp_rec&tpid=201910100105
つまりこれをみれば、自分の住んでる所がどのような状況かがわかるので、防災の目安にできるでしょう。
特に赤の所は停電になる可能性があるので、停電の防災行動をとっていきましょう。
2019年9月9日の関東直撃台風15号の千葉県の大停電の時には、大元の方の大きな電線の鉄塔が山の方で倒れると大規模の停電につながる為、停電も長期化します。
落雷し停電後に家電を確認すると家電が故障?対策
私は以前に夕方の突然のゲリラ豪雨で落雷し自宅周辺が停電になりその後停電が復旧して、念の為家電を確認したら家電が数点故障していました。
まさか自分がこの被害にあうとは思いませんでしたが、ここ最近の異常気象の事を考えるともう他人事では無い事を改めて認識しなくてはいけません。
家電の方は火災保険で修理をしましたが、これからは落雷に気付き次第大事なモノ(パソコンデータなど)や高価な家電に関してはコンセント外す、雷サージ付コンセントなどの対策もしないといけませんね。
台風の災害に対する対策と準備チェック
□ 建物の外の周りの確認
・家の周りの置いてある物の植木鉢やバケツや自転車などの片付けや補強や必要な場合は室内にしまうように。
□ 屋根、塀、壁の点検
・雨漏り、塀の強度、などの確認しておく、雨が既に降ってる場合は近づかない。(安全第一)
□ 側溝や排水溝を確認。
・排水しやすい環境にしておく、雨が既に降ってる場合は近づかない(安全第一)
□ 窓や雨戸を補強をする。
・窓を養生テープなどで割れた時の対処(現時点でお店は売れ切れ続出)
□ ライフライン断絶に備える。
・衣食住に関わる事に気を配る。(電気・水道・ガスがない状態、トイレの水など)
□ 車のガソリンを満タンにしておく。
・災害時に車はかなり便利になります。ガソリンも今のうちに入れておきましょう。
□ 床上の浸水対策
・川が近かったり床下浸水をした所は、早めに土のうや家電を高い所にあげておくなど。
予備確認も大切です。
●最新の台風の正確な情報を得る事
・中にはフェイクニュースもあるので自分の目で正しい情報の取捨選択が必要です。
●ハザードマップの再確認する。
ハザードマップは今はインターネットで公開してる所もあるので、そちらで今一度確認して、住んでる所の災害リスクをチェックしておきましょう。
●緊急時の行動を家族内で再確認をする。
忘れていたり、勘違いしたままかもしれないので、家族内で今一度、避難ルートや避難場所や連絡など確認しておきましょう。災害がおきてからでは遅いのです。
●近所の建物や塀や河川や山道や道路をあらため頭にいれておく
・危険な所や逃げ道の確認をしておき、万が一の場合にその道を使わないルートや、危険性がるのを災害がくる前からチェックしておく事が大事。
●近所の方(特に高齢者の単独など)とコミュニケーション
一人で無理な場合は助け合う事も大事です。
こういう時にコミュニケーションを取って災害にあった場合は助け合えるようにしましょう。
台風災害で必要な備えておきたい物チェック
□ 飲料水
□ トイレ用などの水の確保(お風呂に貯めておく)
□ 携帯ラジオ
□ ワンセグ対応の携帯など
□ 懐中電灯・ランタン(予備の電池チェック)
□ 濡れないようにしておく洋服の確保
□ 濡れないようにしておくタオル
□ ライター・マッチ
□ 救急薬品
□ 常備薬(持病用)
□ 貴重品(お金)電子決済が使えなくなると現金も必要です。
□ モバイルバッテリー(充電チェック)
□ 大型ポータブル電源(充電チェック)
□ 非常用トイレ
□ カセットコンロ(ガスボンベのチェック)
□ ティッシュ、ウェットティッシュ
□ ポリ袋、ごみ袋
□ 紙皿・ラップ・割り箸
□ 生理用品
□ 子供・高齢者おむつ
他にも個人個人で必要な物が何処にあるのか、何が必要か考えておき、いつでも使えるようにしましょう。
何があってもまずは「いのちだいじに」です。
仕事(田んぼなども)や家がなくなっても(倒壊、河川を見に行くなど)生きていれば再構築できます。
安全第一で備えましょう。