Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルの種類紹介&JVCの違い
- 最近のポータブル電源の競争
- Jackeryとは
- Jackery(ジャクリ)とJVCケンウッドの違いは?
- 今後の日本の異常気象に備える事が当たり前の時代
- Jackery ポータブル電源 特長
- Jackery New シリーズとは?
- 超寿命のリン酸鉄リチウムイオンバッテリ 寿命(サイクル数)
- Jackery New シリーズ ポータブル電源・ソーラーパネル比較一覧
- Jackery New シリーズ ポータブル電源 240 New
- Jackery New シリーズ ポータブル電源 1000 New
- Jackery New シリーズ ポータブル電源 2000 New
- Jackery New シリーズ ポータブル電源 3000 New
- Jackery SolarSaga ソーラーパネル
- Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル
- Jackery SolarSaga 200W ソーラーパネル
- うぇすてりあの個人的ポータブル電源の使用レビュー
最近のポータブル電源の競争
最近大型ポータブル電源の認知度も高まり、キャンプや車中泊以外にも防災の非常電源として注目を浴びてきました。
当サイトでも、「suaoki」「BLUETTI」など、あらゆるメーカ様のポータブル電源の商品を紹介してきました。
最近のポータブル電源の市場も「EcoFlow(エコフロー)」「EENOUR」などあらゆる会社が、次から次へとポータブル電源・ソーラーパネルなどを開発・販売していて、機能や値段など年々進化をとげています。
昔はなかったクラウドファンディングで、開発の資金を集めて開発費に回せる事も、より一層開発・販売のスピード化に拍車がかかっていますね。
そして今回は株式会社Jackery Japan様の「Jackery」の商品を一括比較した表を元に紹介したいと思います。
Jackeryとは

近年いろんなポータブル電源・ソーラーパネルを開発・販売する会社が出てくる中、今回はYouTubeを始めいろんなメディアでも露出が多くなった「Jackery」に注目をしてみました。

「Jackery」は株式会社Jackery Japan様から出ている、ポータブル電源・ソーラーパネルになります。
「Jackery」の呼び方は「ジャクリ」と言われてるようです。
ポータブル電源の容量の種類も多くあり、自分に合った容量のポータブル電源を選ぶ事ができます。
「Jackery」は2012年にアメリカのシリコンバレーにて設立し、創立のメンバーにあのAppleの元バッテリーエンジニアが参加しています。
現在まで、環境にやさしいポータブル電源装置開発、生産、販売活動に取り組み、エコなポータブル電源装置の普及に尽力するとともに、私共も成長させていただきます。
「地球環境の保全に貢献する」という基本理念のもと、絶えず革新し続ける企業として、「エコな電力時代に」を実現してまいります。
「いつでも、どこでも、誰とでも」自由に安心な充電できる製品を提供するため、株式会社Jackery Japanは「ポータブル電源」「ソーラーパネル」の分野で、品質・技術の高いより良い製品づくりに挑み続けます。
出典:株式会社Jackery Japan
Jackery(ジャクリ)とJVCケンウッドの違いは?

ある程度ポータブル電源の情報を集めていると今回紹介している「Jackery(ジャクリ)」と「JVCケンウッド」って商品が同じで単なる色違い?どっちが本物?など疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、この両者は正式に業務提携をしています。
なので似ている商品でもおかしくは無いので安心してください。
当社とJackery(ジャクリ)社は日本国内において戦略的パートナーシップを結びました。
出典:株式会社JVC KENWOOD
日本でもよく知る「JVCケンウッド」社と戦略的に業務提携をしました。
Jackery Inc.とJVCケンウッド社が業務提携
ポータブル電源業界にさらなる飛躍をもたらします。ポータブル電源、 ソーラーパネルの生産・販売を行うJackery Inc.(本社:アメリカ カルフォルニア、 代表取締役:SUNZHONGWEI)が、 JVCブランドをグローバルに展開する映像・音響機器のトップブランドの株式会社JVCケンウッド(本社:神奈川県横浜市、 社長執行役員 CEO:江口 祥一郎)との商品開発などの業務提携を行うこととなりました。
出典:株式会社Jackery Japan
今後の日本の異常気象に備える事が当たり前の時代

ここ最近の異常気象は日本を始め各世界でも災害が多くなりました。
なので過去の災害に対する常識をまず見直し、今後の防災意識は新しい考え方を持つ事が重要です。
そこで大切な事は万が一の時に大切な電源の確保です。
最近は今回紹介しているポータブル電源も性能や機能が良くなり、通常の家電なども動かす事が出来るので、とても重要な防災用具の一つになっています。
夏は熱中症対策として扇風機やポータブルクーラー、冬は暖房などの身体を冷やさない電気毛布などで活躍します。
そして災害に見舞われた場合に正確で最新の情報を取るには、今となっては必要なスマートフォンの充電や電波が無い場合などはラジオの電源としても重要ですね。
Jackery ポータブル電源 特長

BMS+NCM制御機能の搭載により、過充電保護、過放電保護、過電流保護、短絡保護、温度保護機能を装備しております。
誤操作を行ってしまった際、ショート・過負荷などを検知すると充電停止&放電停止になります。
出典:株式会社Jackery Japan
■純正弦波

AC100Vコンセントは「純正弦波」を使用しており、家庭用100Vと同じような滑らかな波形を作り出す交流電源で「修正正弦波」では使用できない、パソコンやスピーカーなどの精密機器が問題なく使用できます。
Jackery New シリーズとは?
通常モデルからコンパクト&パワフルに進化した次世代モデル
■4,000回の充放電サイクル数を持つ超寿命のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用
■市販同容量クラス帯で最軽量と最コンパクトを実現!
■安全性を実現した「ChargeShieldテクノロジー2.0」で、急速充電、緊急充電(最速1時間)、サイレント充電と3つの充電モードを切り替えできます。
■100%の電池残量で1年間保管しても5%しか放電しない超低い自然放電技術を搭載しているので、いざという時の備えとして最適!
超寿命のリン酸鉄リチウムイオンバッテリ 寿命(サイクル数)
ポータブル電源の寿命は年数ではなくサイクル数で表現れます。
一般的にリチウムイオンバッテリーを採用したポータブル電源は、サイクル回数で約500~3,000回が目安となっております。サイクル数が多ければ、寿命も長いと考えてよいでしょう。
耐久性に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池を使ったJackeryポータブル電源Plus、Newシリーズは、サイクル数で4,000回と長寿命を実現できており、毎日使っても10年以上も使えます。
出典:株式会社Jackery Japan
Jackery New シリーズ ポータブル電源・ソーラーパネル比較一覧

Jackery New シリーズ ポータブル電源 240 New

【240Whクラスの新たな定番モデル】
Jackery ポータブル電源 240 Newは、容量256Wh、定格出力300Wと従来モデル(241.9Wh、定格出力200W)から大幅にパワーアップ。新たに10年使える長寿命バッテリーを搭載し、さらにUSB-Cポートも追加され、スマホとノートPCの同時充電も可能。充電時間も5.5時間から約1時間に大幅に短縮しました。軽くてコンパクトだから停電の備えやアウトドア、車中泊に手軽に持ち出せます。
出典:株式会社Jackery Japan
Jackery New シリーズ ポータブル電源 1000 New

【1000Whクラスの新たな定番モデル】
ほぼ全ての家電が使える1500Wの定格出力を備えながら、約10.8kgと業界トップクラスの軽量コンパクト設計を実現した新たな定番モデルが登場。10年使える長寿命バッテリー搭載。停電時の備えに加えて、キャンプ、車中泊などにも手軽に持ち運べます。
出典:株式会社Jackery Japan
Jackery New シリーズ ポータブル電源 2000 New

【2000Whクラスの新たな定番モデル】
2000Whクラスで最小、最軽量モデル 2042Whの超大容量に加えて、定格出力2200W(瞬間最大4400W)の高出力のため、ほぼすべての家電が動かせます。2000Whクラスの市場モデルより40%小さく、重量も34%の軽量化を実現しました。
出典:株式会社Jackery Japan
※2000Whクラス双方向インバーター搭載のリン酸鉄モデルにおいて、2024年8月時点、Jackery調べ。
Jackery New シリーズ ポータブル電源 3000 New

【3000Whクラスの新たな定番モデル】
3000Whクラスで最軽量、最小モデル 世界初、電池のセルをボトムケースのハニカム構造に直接統合する方式(CTB構造)により、スペース利用率が増加。同クラスのポータブル電源と比較して、サイズが約47%小さく、重量は約43%の軽量化を実現しました。
出典:株式会社Jackery Japan
※サリバン社「2024年グローバルオフグリッド電力貯蔵装置産業白書」のレポートより
Jackery SolarSaga ソーラーパネル

最近では家の屋根などでもお馴染みのソーラーパネルは、日射強度に応じて太陽の光エネルギーを電力に変換する電力機器という太陽電池を多量に繋げて大きなパネルにした設備の事で、また太陽光パネルとも呼ばれます。
太陽光パネルの構成は大きく分けると「セル」「モジュール」「アレイ」の三つになります。
①一番小さな単位が「セル」
②セルを並べて配線すると「モジュール」
③モジュールを架台に並べて配線したのが最大の単位「アレイ」
1枚のセルは出力が小さくモジュールを1枚設置しただけでも充分な発電量は期待できません。
なので複数枚のモジュールを1つのアレイにすることで太陽光発電システムを完成したモノをソーラーパネル言います。
ソーラーパネルは素材別で「シリコン系」「化合物系」「有機系」と3種類があり、主に家庭用として多く使われている太陽光パネルの素材は「シリコン系」の単結晶パネルです。
Jackeryソーラーパネルの全商品は一般社団法人防災安全協会の認定により「防災推奨」マークを取得し、災害時に役立つ安全な製品として認められています。地震、台風、津波などで被災し停電している地域では非常用電源として大きな効果を発揮します。
出典:株式会社Jackery Japan
Jackery(ジャクリ)ソーラーパネルのおすすめポイントは?
折りたたみ式仕様のJackeryソーラーパネルは、固定式ソーラーパネルより収納性に優れており、設置工事が要らずメンテナンスや導入費用もかかりません。
お家の庭やマンションのベランダで展開をする事ですぐに太陽光発電ができるので、一般家庭も簡単に太陽光の恩恵をうける事ができます。
またJackeryソーラーパネルはポータブルで自由に持ち運べるので、どこでも自由に太陽光発電できます。
Jackeryソーラーパネルのポータブル電源とセットで導入すれば、蓄電もできます。
効率よく電気を使うことができるため家庭の節電や防災だけではなく「キャンプ」「車中泊」「ハイキング」「キャンピングカー」などアウトドア活動でも大活躍間違え無しですよ!
Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル

災害時やキャンプや車中泊などで活用できるソーラーパネルです。
Jackery ポータブル電源の全シリーズに対応しているため、組み合わせることでいつでもどこでも自由に充電ができます。
本製品はUSB端子を搭載しており本体から直接スマートフォンやタブレットの充電が可能です。
高出力ながら折りたたみ式で持ち運びしやすく、収納にも便利です。
変換効率 | 最大24% |
最大出力 | 100W |
サイズ(展開時) | 1220x535x20mm |
Jackery SolarSaga 200W ソーラーパネル

圧倒的な高速充電を実現!最大200Wで電気を作り出すことができるポータブルタイプのソーラーパネルです。
最大6枚接続できるJackery ポータブル電源 2000 Proであれば、わずか2.5時間でフル充電が可能。
さらに、すべてのJackery ポータブル電源と互換性があります。
変換効率 | 最大25% |
最大出力 | 200W |
サイズ(展開時) | 2340x552x25mm |
うぇすてりあの個人的ポータブル電源の使用レビュー
キャンプや車中泊が趣味で自然の中で過ごす時間を大切にしている私にとってポータブル電源は「あると便利」から「ないと困る必須の装備」です。
最初は興味半分で購入したのですが、今では外出時の必需品になっています。
実際に使ってみて感じたリアルなメリットをいくつか紹介します。
■まず一番大きいのは「外にいても電源がある安心感」です。
山奥のキャンプ場や車中泊スポットでは当然コンセントなんてありません。
以前はスマホやカメラのバッテリーを気にしながら使っていましたが、ポータブル電源があればその心配は不要。
ポータブル電源はUSBポートだけでなくAC出力(家庭コンセント)もあるので、ノートPCや調理器具(電気ポットやホットプレートなど)まで使えるのは本当に便利です。
■次に感じたのが「災害時にも役立つ」という点。
過去に突然のゲリラ豪雨の雷により自宅が数時間停電したことがあったのですが、その時にポータブル電源が大活躍。
LEDライトをつけたり、スマホを充電したり、扇風機を回したりと、ちょっとした生活インフラの代わりになってくれました。
またソーラーパネルと組み合わせておけば、長期間の停電にも対応できます。
■持ち運びやすさも意外とポイント。
私が使っているモデルは約5kgで片手で持てるサイズ。クーラーボックス感覚で気軽に持ち運べます。アウトドアだけでなく、仕事での出張先やイベント時の電源確保にも使えて応用範囲は広いです。
もちろんデメリットもないわけではありません。
例えば、容量が限られているので、電子レンジなどの高出力機器は難しい場合もあります。でも、用途を見極めて使えば十分に実用的です。
価格も数万円からと安くはありませんが「安心と自由を買った」と思えば納得できる投資でした。
総じて言えるのは、ポータブル電源は「電源の自由」を手に入れられるアイテムだということ。アウトドア派はもちろん、防災グッズとしても一家に一台あると心強いと感じています。
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