生活費が高くなる時代の節約の仕方固定費の削減で節約の重要性
【節約】収入と支出を考える
ここ近年世界中でいろんな要因が絡まり経済不安が巻き起こっています。
日本も例外無く相当な経済不安が起こっています。
そして物価の高騰や給料の激減や雇用の危機や円安など、他人事では無くなっていますね。
その中で、気になるのがやはりお金になります。
現在「原油」「ガス」「電気」「食品」など多岐にわたり、いろんなモノが値上がりしています。
現状や将来の事を考えると、どうにかして家計の負担を楽にして、お金を増やす事を考えるようになりますよね。
そこでよくFP(ファイナンシャルプランナー)の意見やお金関係の書籍、動画などで
「お金を増やすにはどうすればいいのか?」
という問いに、よく耳にすると思います。
その答えでよく言われているのが「収入と支出の中でまず支出を考える事が大事」といわれています。
新しい時代に突入して、よりお金の事を考えるようになってると思います。
そこで最近よく聞くようになった【スタグフレーション】なども解説していこう思います。
今回のブログの記事は、お金の重要な「収入と支出の固定費削減」について、私なりの解説と深掘りをしていきたいと思います。
世界的な物価高騰の原因
ここ最近いろんなモノの価格が値上がりするのを肌で感じる事があると思います。
ではなぜ今「物価高騰しているのか?」という疑問になると思います。
実際物価高騰にはコレ!という明確な原因はありませんが、いろんな複合的要素で物価が上がっています。
その中で物価高騰の大きな要因と言われているが「資源(原油・電気・ガス・木材・半導体・農作物など)」「世界情勢」「人件費」「異常気象」日本ではさらに「円安」などがいろいろな複合的な絡みによって物価高騰に影響を与えています。
スタグフレーションとは?
上記の画像でもわかる通りここ30年で他国と比べると全く日本の賃金は上がっていません。
こんな状態で物価が高騰すると「スタグフレーション」になりますね。
スタグフレーションの定義は、論者によってまちまちではありますが、一般には、持続的なインフレ率の上昇と、景気の悪化が同時進行する現象
出典:日本銀行
今話題に上がるようになった「スタグフレーション」は物価の価格は上がるのに給料が上がらずに生活が大変になるという状況の事を指します。
小麦粉や食用油など原材料価格の高騰を受け、食品メーカーの間では即席麺を値上げする動きが相次いでいます。
出典:NHK
現在原油や人件費の高騰や世界情勢により、すでに皆さんも感じていると思いますが価格の値段は肌で感じる程早い速度で年々値上がりしています。
なので少し前の感覚と今の感覚ではお金の価値も相当変わってしまっています。
■スタグフレーション対策
そこに気付いて今からでも家計の見直し(固定費など)や節約がこれから生きる為のスタグフレーションの対策になると私は考えます。
固定費と変動費とは
支出を考えると冒頭でお話しました、支出の中でもまず固定費を見直す事が重要だという事を一般には言われていますね。
支出は「固定費と変動費」の2つから構成されます。
【主な固定費例】
・住居費(家賃/管理費/住宅ローンなど)
・水道光熱費の基本料(電気/水道/ガスなど)
・通信費の基本料(プロバイダー料/スマートフォン/固定電話など)
・サブスク料(CTV/動画/音楽/ジム/習い事/本/ニュース/ゲームなど)
・車関連(マイカーローン/駐車場/車検など)
・保険料(生命/損害/火災/車関係保険/学資など)
・教育費(保/小/中/高/大/習い事など)
・税金、年金など(健康/年金/固定資産/住民など)
・小遣い
・その他
【主な変動費例】
・食費
・日用生活費
・交通費
・医療費
・水道光熱費の使用料
・通信費の使用料
・サブスクの追加金料
・洋服費
・理美容費
・娯楽費
・交際費
・嗜好品費
・冠婚葬祭費
・その他
スタグフレーション対策は昔から言われてる固定費を見直す意味
収入を1万円増やす事よりも、携帯電話のプランを格安SIMに変更、保険などの見直をして支出を1万円減らす方が、結果的に同じなら携帯や保険を見直した方が簡単で負担も少ないですよね。
このように、収入と支出の関係を考えるとまず「固定費の見直し」になります。
そしてまず固定費を見直すには、私なら「住居費」「通信費」「保険費」の3点が見直しやすいと思います。
各媒体の節約情報でも上記の3点は、よく固定費の見直しで出てくる項目になっていますね。
なのでこの見直しやすい3点を1点づつ解説していこうと思います。
①「住居費」を見直す
住宅ローンなどは毎月決まってますが、ここ見直すだけでも大きな節約になる事もあります。
今組んでる住宅ローンの組み換えなど行う事は、とても大事になります。
今現状の金利情報をネットなど調べ把握をし、金融機関で乗り換えの諸費用を含めた相談をしましょう。
住宅ローンの組み換えには審査もありますし、人それぞれのケースがあるので、自分に合った組み換えを金融機関の担当の方と、話をすすめていく事をおすすめします。
また何社かの金融機関に相談してベストの所で決めるの事が重要になります。
賃貸の場合も現状よりも低い家賃の所に引っ越す、または大家さんに家賃交渉をするのもおすすめです。
賃貸も広さよりも中身の充実した狭さの「ミニマリスト」の考え方をもつと、無駄に広くて家賃の高い所に住まないでいいようにもなります。
無駄なモノが少なければ広い家賃の部屋は必要無くなりますからね。
家賃も安く狭くても、通勤や環境のいい所に引っ越す事もできますね。
家賃交渉は周りの家賃の相場を見て、契約してる所の家賃が周りより高い場合は交渉すると周りの相場に値下げしてくれる所もあります。
②「通信費」を見直す
通信費の見直しは簡単で、すぐ出来る点でも、固定費の見直しにはおすすめです。
今は格安SIMなどの乗り換えが、当たり前のようになっています。
従来の3大キャリアで月額7,000円~8,000円近く支払っていた費用も、格安SIMに乗り換えるだけで、月額3,000円~4,000円位になるのでこれも、年間でみると相当な節約になります。
またプロバイダーの契約も、そこまでの早い通信スピードなど気にしないのであれば安いプランの見直し、乗り換える事も必要ですね。
そしていらないオプションなども見直す事も重要です。
よくあるのが契約時に、いらない月額のオプションが初期無料(3ヵ月以降有料)で付けられていて、そのまま解約手続きをしないと、そのまま無料期間が終わって有料になって払ってる場合もあります。
③「保険費」を見直す
この保険各種いろんな保険がある中で、ご自身でよく考え、契約している保険を今一度インターネットで知識をつけてから見直す事が重要です。
よく見てみると、その時は必要だった保険のオプションなどが、今ではいらないオプションなどに変わってる場合あります。
契約した時に、担当の方の思うままに、そのまま流れで契約してしまったモノもあります。
実際私は火災保険の見直しをし、月額10,000円近くの減額見直しをして、年120,000円の節約にも成功しました。
これには思った以上に家財にかかる保証が手厚くなっていたり、よく考えたら必要ないオプションなどを見つけ、火災保険の方に相談交渉しました。
やはり保険の見直しはまず情報を得て、口コミや保険の仕組みなど知識を付ける事で、保険の中でも取捨選択ができるようになります。
まとめ
これから先も家計には厳しい時代になると思います。
なのでなるべく無駄なモノは無くしていき、よりスマートな生活プランにする事が大事だと私は考えます。
私も意識してるおすすめの生活は「ミニマリスト」のような考え方と生き方になります。
これにより、無駄使いは相当減る事により、数百円から数万まで浮いたお金で貯金や資産運用に回す事ができるようになりました。
またいろんな所を今一度見直す事でより快適な生活になるので、これからもニューノーマル時代の生き方を模索していきましょう。
ちなみに過去記事でも紹介したガス代の基本料の見直しも、固定費の見直しにおすすめです。これでもかなりの節約にもなりました。
合わせて読みたい記事