引きこもりになりやすい環境
30代で無職
こんにちは「うぇすてりあ」(@wisteria_)です!
これは私が30代半ばで、「無職になり、ニートになり、引きこもりになった時から、今の無職でも稼ぎながら、親の面倒をみつつ生活できてる状況」をお話します。
私は昔ながらのサラリーマン気質のある、現代社会の会社の上司のゴマすり昇進や、無駄な会議、理不尽な経営者の要求などに、嫌気がさした頃に一旦人生をリセットしたく、30代半ばで会社を辞めました。
私は競争意識はあまり無い性格でもあり、のんびりマイペースなんです。
この時は年齢も30代半ばで、まだ「人生の方向転換ギリギリの歳」だと思っての退職でした。
しかし、当時の世間の求人はもう既に氷河期世代の年齢には、甘くありませんでした。
引きこもりの入り口
まず無職になった時は、失業保険を貰いながら悠々と生活をしていました。
もちろん自己退社の為、お金を貰える期間は空くので、その間は今までの貯金を切り崩しながらの生活でした。
この時は丁度、知り合いも同じ時期に仕事を辞めたので、一緒に職安に通ったりして遊びながら、平日休みの恩恵を受けながら、認定日など受けていました。
その間も何度か面接などはしましたが、働きたい方向性が見つからないまま…
時が過ぎていきました。
そしてある程度期間が過ぎると、お金の心配もしなくてはいけません、なので外に出る機会はだんだんと減ってきます。
ここがまず引きこもりになる入り口でした…
外に出なければお金も減らない
とはいえ当時は実家に帰っていた為、家にいればお金の減り方は、車の固定費や電話の固定費位で、全然心配いらない状態で貯金の減り方は緩やかになり、実家生活に甘えていました。(要は親のスネかじりです。)
この時も私の思考は、「私の人生この先どうしようかな~」って感じで、人生設計の方向性はまったく決まらず、ダラダラと時間だけが過ぎていきました。
家に居ても、ゲームをやったり、PCで動画を見たりと充実しており、けして「現状の生活が辛いとか、引きこもりでこの先どうしよう…」とかっていう感情はまったくありませんでした。
しかしこの「家から出なければお金を使わなくて済む」っていう思考が、どんどん外に出る事の重要性や、身体のフットワークが失われていた状態になっている危険な信号があるのに、当時はまったく感じませんでした。
まさに「迫りくる引きこもりの影」といった感じですね。
悪循環で始まる引きこもり
このような感じで、外に出る事に対して面倒とか、何か行動をしないといけない(就職活動)っていう感情が薄れてきます。
お金の残金を気にして、外に出ないければお金を使わなくなる。
↓
どんどん外に出る機会が少なくなる。
↓
昼間の近所の目なども気にして、あまり外に出なくなる。
↓
身体や脳が外に出る事に対して、ハードルが上がったかのように感じる。
↓
世間から繋がりを持たない生活環境の劣悪で、「引きこもる」ようになる。
この時は昼夜逆転しており、ご飯はPCの前で食べ、部屋から出る時は飯の準備とトイレとお風呂位で、生活リズムもめちゃくちゃでした。
■正社員→無職→ニート→引きこもり
こん感じで私の肩書は変化していき、私の中での「引きこもりの沼」にハマっていきました。
そこで親の介護が始まる
ほぼ引きこもり状態になってる時に、親の病気が悪化しはじめていき、30代後半から今ほどでは無いけど親の介護が始まります…
この親の介護をしていく中で、流石に「自分の人生の将来」を考え始めるようになりました。
それでも、この時は無職、ニートで動く気力も無い状態で、面接も履歴書も会社を辞めてからのニート期間(履歴書の空白期間がある)がある為、なかなか行動にも移せない状態に陥る。
それでも何回かは、就職活動もしました。
正社員、契約社員からの正社員、派遣社員などの履歴書は送ったりもしたが、35歳過ぎると軒並み年齢制限もあり全滅状態でした。
この時の焦りは相当な物でしたが、後の祭りでした。
それでも生きないと
そこで、いろいろ考えていたのですが、会社に通う事がこの先困難になると感じ、他の道を探すようになり、このブログ制作、クラウドソーシングなどの存在を知りました。
これに気付いた時に、自分の将来の人生を深く考え、まず行動してみようと思ったのが始まりでした。
ここが大事で「まず行動」するという事が「引きこもりから抜け出す」唯一の行為でした。
会社に属さないでいい、家で仕事が出来る、親の介護も出来るなどメリットがあると思い現状にいたります。
その中で私の人生の方向性も決まり、目標を持つ事ができました。
これをきっかけに、「40代・無職・ニート・引きこもり」というある意味の高スペック?から違った人生が始まりました。
まとめ
引きこもりのなるキッカケや、無職・ニートの思考などは、十人十色だと思います。
これが1人間の引きこもりになった、キッカケの一つに過ぎないのです。
その人の性格、考え方、生活環境、など複雑に絡み合って人は「無職・ニート・引きこもり」になる選択を取る人もいるとい事です。
ただ、いつかは一人で生きていかないといけません。
焦らないでゆっくり自分の将来を考え、向き合ってみるのもいいと思います。
親もいつまで面倒を見てくれるかわかりません。
逆に親の面倒を見る時も来るかもしれません。
田舎に行き、一人ひっそり暮らすのもいいと思います。
ただ住みたい田舎が見つかっても仕事がなければ暮らしていけません。
そこで昨今テレビでも紹介されている【地域おこし協力隊】もいいですね。
これら失業・ニート・引きこもり・そこから脱却などの深堀りした記事も、より詳細にまとめて記事にしてみようかと思っています。
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