2025の崖とは?最近のニュースで大手会社の新卒年収1000万とい事について
日本のIT環境の遅れ
最近のニュースで大手企業が優秀な新卒に対して、軒並み破格の年収での雇用をしようとしてますが、なぜこのような事が起こっているのでしょう。
今日本はアメリカや中国などIT関連で大きく差をつけられてしまってます。
アメリカではGAFAM(ガーファム)世界で影響力があるIT企業、Google・Amazon.com・Facebook(現Meta Platforms)・Apple Inc.・Microsoftの頭文字をとってこう言われてます。
今この記事を読んでる方も、上記の会社になにかしら、お世話になってると思います。
YouTubeだって大元はGoogleですからね~なんだかんで今の生活の一部とつながってますね。
パソコンや電化製品など昔は日本が海外に向けて一番チカラ発揮していたのですが、今ではその勢いもなく、逆に国内の大企業たちは海外の企業に買収されています。
こうして今日本のIT環境っていうのは、世界から大幅に遅れをとっている状況です。
外資系のIT企業での年収の高収入は当たり前
外資系のIT企業で優秀な人材であれば、新卒だろうが高収入は当たり前で、年功序列なんていうのはとうの昔に無くなってます。
そんな中やっと今の日本は年功序列や終身雇用だのが、やっと無くなり実力社会になろうとしています。
そしてこの本題の「優秀な新卒は年収1000万」も外資系のIT企業からすれば今更です。
2015年頃にはGoogleではすでに年収1000万超えの提示など行い、いい人材の確保に動いていました。
そして今のようなIT産業の波に乗れています。
ではなぜ?その波に日本が乗り遅れていたかと言うと、それが前回記事でもお伝えした、45歳以上の早期退職に繋がります。
2025の崖とは?
経済産業省が2018年9月に公表したレポートの中に記載されているいる言葉で、これから先の日本は今の企業のシステムのままでいると、かなりの損失につながると警告しています。
上記↑をまとめるとこうなります。
■多くの企業が、これからの将来の成長や競争力強化にあたり、新デジタル技術・新ビジネス・モデル・柔軟に対応できる、【デジタル・トランスフォーメーション】に理解してる。
■ 今あるシステムが、事業部門ごとに独特に構築しており、会社全体でそのシステムも共有出来なかったり、一度にカスタマイズできなかったりして、システムそのものが、複雑化・ブラックボックス化しているのが現状
■経営者が【デジタル・トランスフォーメーション】を実行したくても、上記のような既存システムではダメで、そのシステムや業務自体も根本から変えていかないといけない。つまり経営改革をしないといけない。
■しかし現場の【45歳以上の管理職の抵抗や影響】が大きく、この経営改革をどうやっていくかが問題となっている。
そしてこの経営改革ができない状態のまま、【デジタル・トランスフォーメーション】が出来ないでいると、2025年以降に現在の経済損失の約3倍の最大12兆円/年の経済損失になる可能性がある。これを【2025年の崖】と読んでいる。
この事により45歳以上の早期退職を募り、その浮いた財源を優秀な人材の雇用にしていくのが、この優秀な新卒の年収1000万の雇用につながる要因の一つだと思います。
これで企業はシステムを新しく組める若手と新しい、経営改革をしていくことで、経営を立て直してる状態です。
まとめ
タイトルでも書いた通り、これから先の進んでる企業が進もうとしてる道に乗っかって行くには、働いてる側はまず自分のスキルアップを日々していき、IT関係に強く、柔軟な人材になる事が大事になります。
なので今からでも遅くはないので、少しでもITに強くなる為に知識をつけ勉強をする事が大事だと思います。
今、中高年も中高年用のIT基礎のセミナーなどが流行っており、ITに強くなる人材変化がおこっています。
これからもITの波は物凄い速さで、経済を動かしていきます。
5G・AI・Ito・自動運転・デジタル通貨・VR・AR・ロボット・信用スコア・ビックデータなど新しい技術がどんどん迫ってます。
もう5Gは目の前まできています。これらの情報を得るだけでも、ちょっと昔とは違う自分にスキルアップできてると思います。
まずは興味をもつ事が大事だと思います。
こういった5GやAIなど未来の可能性を知るだけでも、かなり面白い知識がつきます。
これから先どういった事が流行ったり、便利になったり、その裏で必要なくなる産業や業種などもわかっていくと、今後投資などでも役に立つでしょう。
投資なども無知では、なかなか実行まではいきませんが、知識をつける事で、将来の年金に頼らない生活の糧になるかもしれません。
私も40代からブログ制作を始め、そのおかげでSEOやHTMLなどの勉強もでき、こういった記事を書くことで、私も勉強出来ています。
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