車中泊するならおすすめしたい車!HONDAのN-VANの特徴や仕様やメリット紹介
車中泊には肝心なのがベース車で緊急時には避難車としても使える!
基本私は車中泊のベースとなる車種は軽自動車規格で考えているので、ある程度車種は限られてます。
まず第一優先事項として、維持費が安いのと動き易さで軽自動車に絞りました。
そして今話題になっている、軽自動車のキャンピングカー略して「軽キャン」です。
今では車中泊でも人気ですが避難用のプライバシーの守れる存在でもあるという事でも人気が高まっています。
寝る時に鍵がかけられプライバシーは守れて、寒い時暑い時は緊急として使う事も出来るので避難所の駐車場で過ごす事も可能です。
これなら環境に厳しい体育館などの避難所よりは身体と精神的な負担は激減します。
軽キャンについては
その中で今回私が気になる車中泊に適しているおすすめのHONDAから出ている【N-VAN】という車種の情報をディーラーにて試乗した感想や実際見積をした時の事など皆様へシェアしたいと思います。
また私は以前仕事で従来の商用車バンと言われるものにずっと乗っていたので、車中泊で軽商用車使うに当たってのメリット、デメリットも参考になるかと思います。
現状車中泊で人気のベース車一覧
まずは車中泊に人気の各社のベース車の紹介もしておきます。
■スズキ
・スズキのエブリィ(ワゴンも含む)・スズキ キャリイ・ハスラー・ジムニー
■ダイハツ
・ダイハツのアトレー・ダイハツ ハイゼットトラック・ダイハツウエイク
■日産
・ニッサンクリッパー
■ホンダ
・N-VAN・N-BOX・アクティバン
などが人気があり私が車中泊の候補に挙げてるベース車になります。
やはり使い勝手、利用者数、改造の参考動画数、価格、中古車の数、などみればやはりスズキの【エブリィ】が人気なのではないしょうか。
実際私も当初スズキの【エブリィ】を買う候補にしていました。
しかし・・・
2018年7月12日HONDAから
HONDA新型「N-VAN」を発売!
まさに私が待ち望んでいた軽キャンに最適なベース車が出たのです。
まずこのN-VANは普通の軽自動車と少し違って商用車になります。
そもそも商用車とは
■商用車とは
荷物を積んで運ぶことを主な目的としたクルマで、トラックやバンなどのことを指します。■特長
出典:本田技研工業株式会社
荷物を積むことを優先しているのが特長で、積める量だけでなく、積みやすさについても工夫がされたクルマ作りがされています。
つまり自家用車ではないので、いわいる快適装備をそぎ落として仕事で使う最低限の装備のみの車の事で車両価格が自家用車より安くなっています。
とはいえ商用車ベースだからと言って、仕事以外に使ってはいけないって事ではないです。
なのでベース車におすすめなのが、この商用車のタイプになります。
車検は商用車でも2年刻みです。
ではどんな装備が無いと言いますと少しだけ例を挙げてみます。
・キーレス
・集中ドアロック
・パワーウィンドウ
・オートエアコン
・自動スライドドア
・ドアバイザー
・オーディオがラジオ
など今では当たり前の様に標準装備されてる装備などが無かったりします。
年式が古いともっとそぎ落とされてます。
他にも座席のシートの生地がビニールタイプだったり、サスペンションが良くなく乗り心地が悪いなど見えない所も色々コストダウンされてます。
逆を言えば何もない分オリジナルが出せるような改造の幅が広がります。
なので何も装備が無いのがデメリットですが、逆に商用車の最大のメリットでもあります。
今では標準装備の快適を妥協するしかないのか
なので、ある程度商用車に乗る場合妥協も必要になります。
実際私も中古のエブリィ(年式は古い)を買おうと思っていたのですが・・・
キーレス、パワーウィンドウ、オートエアコン、集中ドアロックなど無いタイプが多く、そこ等辺は妥協するか、商用車ではない乗用車タイプの軽ワゴンを買ってそれを改造するかで迷っていました。
もちろんそうなると車体価格が上がります。
その葛藤でずっと悩んでいたのですが・・・
なんとその悩みを【解決してくれるベース車】が現れました。
車中泊おすすめ人気車 N-VANとは?メリットや特徴
今回紹介するHONDAから出た3代目アクティバンを継ぐ新型!
私のおすすめする車中泊に適した【N-VAN】です。
エンジン位置を前方に変更で大きな快適性を確保
従来の商用車だとメンテナンス時に後部の方に点検口だったり、運転席を倒してエンジンルームにアクセスしていたので、車検とかオイル交換とかする際この部分を開けなくていけないので改造範囲に制限がかかります。
その為せっかく車中泊するためにせっかくパイプ組んだり、木材で空いてる空間をアレンジしてもこのエンジンのアクセスを考慮した作りをしなといけませんでした。
また座席の下にエンジンルームがあり車内の騒音シート下から来る振動、エンジンから来る熱(夏はこのシート下の熱が不快です。)などのデメリットがありました。
しかしこのN-VANは通常の商用車と大きく異なり、エンジンルームも普通車の様に前方に移動しているので、外側からエンジンルームにアクセスできるようになり従来の商用車のデメリットが消え通常の商用車では考えられないメリットが増えました。
運転席の乗り心地も良く助手席は折り畳めてフラットな床に
運転席のシートは従来の商用車だと静粛性や乗り心地もよくなく、長距離の運転すると腰が痛くなったり疲れやすくなるデメリットがありますが…
このN-VANの運転席はしっかりと作られており、座り心地、ホールド感ともに軽商用バンの常識を超える座り心地になっています。
しかも助手席も折りたためる為、積載空間が広がり寝る時の足をのばすスペースだったりデスクをおいて停車時の作業スペースだったりと無限のアレンジができるなど車中泊に適した仕様になります。
多彩なシートアレンジで室内広々2層構造による快適な車中泊
■駆動方式が前輪駆動(FF)になっている。
大体の商用車バンは後輪駆動な為プロペラシャフトが車体の下を通るので床が下げられないというデメリットがあり、車内空間、低床化などができなかったが、このN-VANは前輪駆動にする事によりそれを可能になりより乗り降りも快適になり、床のデコボコのないフルフラット化も実現しました。
これで私がやりたかったフルフラット面に下地を底上げをして下を収納スペースにして上を居住スペースにして上で快適にくつろげるスペースの2層構造ができます。
しかも最近よくありがちのなんちゃってフルフラットではなくデコボコが無いスムーズなフルフラットになっています。
なのですぐに布団を敷いて寝れます(笑)
床も低床化によりハイルーフ仕様だとかなり、天井も高く感じフルフラットにするとかなり広くなります。
これにより折り畳み自転車(20インチ)も車内に入れて、旅をしながら田舎移住先調べもできそうです。
近年のキャンピングカーショーもハイエースなど大型のキャンピングカーは2層構造の仕様が多くなり2段ベットも出来る仕様となっており2層構造はいろんな面でメリットがあります。
商用車でありながら充実した装備
私が商用車なので諦めていた装備関係がN-VANだと充実しているとお話したと思いますが。
私は商用車の快適装備無しと、自家用車仕様の快適装備が充実してる軽バンで悩んでました。
自家用車だと普段使わない後部座席の充実とか、純正ナビなど、いらない装備まで付いてしまって値段が高くなってしまいます。
ちなみに基本私一人しか乗らない為、ゆくゆくは後部座席を取っ払って構造変更の手続きをして2名乗車仕様にしようとも考えております。
そして後部座席や純正ナビなどそれらの装備が今後の車中泊用の改造をするにあたって邪魔になる事もあるので、だったら妥協して快適装備無しの商用車にしようかと長年悩んでました。
このN-VANにはフルオートエアコン、スマートキー、キーレス、集中ドアロック、プッシュエンジンスタート、電動格納式、ドアミラー、パワーウィンドウ、CVT、ひじ掛けなど挙げたらキリが無い位装備が充実しております。
基本商用車は仕事用で使用する目的な為、快適さよりも実用性と価格重視なのでいろいろ快適装備が削られておりいろいろ妥協が必要でした。
現状普通車の装備に慣れてると当たり前のキーレスが無かったり、ドアミラーの電気制御だったり普通に乗るにあたってストレスがたまる所・・・
このN-VANはちゃんと装備されてる所がポイントです!
しかも大体全車標準装備が多いので車体価格に含まれているです。
この些細な装備が地味に嬉し過ぎます。
先進の安全運転支援システムHONDA SENSING
今なにかと話題の安全運転支援システムを装備し、HONDA独自の安全運転支援システムSENSINGをなんと全タイプで標準装備、HONDA独自の10の先進機能が事故を未然に防ぐ安全性も追求している。
しかもこれをキャンセルして価格を抑える事も出来ます。
N-VANグレード紹介
グレードは商用車ベースの【G】と【L】シリーズ
◆【G】【L】の2パターン◆
■【G】は必要最小限の装備が与えられるベーシックモデル。FFが126万7920円~(税込)
■【L】は多少の装備を搭載されたスタンダードモデル。FFが134万1360円~(税込)
の2パターンがありこの2つは価格も安い設定となっています。
直列3気筒ノンターボ(NA)で、トランスミッションは今では軽でも普通に搭載されているCVT、これにより変速ショックが滑らかになりより快適な運転が出来るタイプと6MTが用意されている。
レジャーや趣味や街乗りにも最適シリーズ
◆+STYLE FUN/COOLの2パターン◆
■【+STYLE FUN】白い丸目のヘッドライト、メッキ&ボディカラーのグリルが特徴、見た目が可愛い感じ!?のイメージ(私感)145万440円~(税込)
■【+STYLE COOL】クリアテールレンズ、ロールーフ、メッキグリル、などの装備で見た目かっこいい感じのイメージ!?(私感)145万440円~(税込)
+STYLEシリーズはターボエンジンもラインナップされる。
トランスミッションはターボ車はCVTのみノンターボ車には6MTも選択可能となっています。
カラーも豊富でお好みのカラーが選べます。
次回は考察や実際試乗した感想や見積りなどになります。
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