気になる外の騒音に内窓の実際の防音・断熱・遮熱の効果
私が外の騒音に過敏になった訳
私は親の介護をしていて、親が昼間だろうが夜中だろうが朝方だろうが、緊急で親の身になにかあって呼び出されたら、親の元へ行って様子をみにいかないといけません。
親の居る付近には常に呼び出しチャイムはあるのですが、そのボタンさえ押せなかったり、押せない環境状態になっている時があるので、その時の親は床や壁を叩いて知らせたりします。
その為ちょっとした音でも「親が緊急で立てている音なのか?」「単なる外からの音なのか?」がわからなくなってしまう為、寝ていてもたまに夢の中でも「あれ?音がなったかな?」と思い起きてしまう事もしばしばです。
これは在宅て介護している人には「在宅介護してる人あるある」の一つではないでしょうか?
なのでこの「音」っていうのが、私にとってはどんな音にでも、かなり過敏に反応するようになってしまいました。
近所から入ってくる音
最近「音」について調べてると、道路族や住宅地での庭先でBBQなど、いろんな騒音に皆さんも悩まれている事がわかりました。
調べていて「騒音」と言われてる物の一例をあげてみます。
など他にもいっぱいあります。
この何気ない生活の「音」というのは、人によっては「騒音」というくくりになり、人それぞれなんだと思います。
また騒音となると、近所トラブルの元にもなりますし、実はかなりデリケートな部分でもあります。
騒音による危険な事件も多発しているのも、その危険性は多いにあるという事ですね。
今私が住んでる所も住宅地なので、それなりのいろんな生活音はします。
音は人それぞれ、軽くみると危険
その中でも人には「苦手な音」と「そうでも無い音」があるというのもわかりました。
それも私のような生活環境だったり、過去のトラウマなどで嫌になってしまう「音」なんだろうと思います。
なので一概に「これは気にする程の音でもないだろう」「音に神経質だけ」などで一掃してしうのは大変危険という事もわかりました。
人にはよっては朝の小鳥のさえずりも通常では「癒し」の分類に入ると思いますが、中には「騒音」ってい人もいます。
ほんと「音と騒音の区分け」は、人それぞれなんだと考えを改ないといけません。
よく夫婦で奥さんが「騒音」で悩んでるのに、夫は「気にしすぎ」で片付けてしまうと、そこの夫婦関係は亀裂が入ってきます。
まずはその人の身になって考える事が必要だと思います。
戸建てで新築をローンで建てたばかりなのに、「音」が原因で引っ越す方もおられます。
それはしっかり家族で話し合いこれ以上「騒音」で悩んで心を病んでしまう前に判断した、いい決断だと思います。
音で悩む場合積もり積もって精神的ストレスが多くなり、ゆくゆくは大きな心の病になってしまう事も大いにあります。
ローンは返せばいいけど心を病んで、もしそれが精神的に深刻になって長年の心の病になってしまっては、家のローンどころではないですからね、まずは「住んでる人の健康」あっての「住」ですからね。
そこで外から音対策
騒音で引き続き調べてみると、皆さんいろいろ騒音に関して、自分で工夫して対策をしていましたね。
隙間テープを隙間に貼ったり、DIYでポリカボネートを使っての内窓などやっていましたが、やはり効果は思った以上にはいかないようです。
私も過去に、外の格子に貼るタイプの物や、部屋に付いてる空調の24時間換気の穴に消音材は入れたりと、いろいろやってきました。
もちろんやらないよりは、やった方がいいのですが、それも限界はあります。
私の場合は親のヘルプの為の小さな壁を叩く音なども聞かなといけないので、耳栓やヘッドホンで大音量で音楽を聴くなど、自ら音を遮断する事が出来ないので、余計に大変でもあります。
この耳栓やヘッドホンで外部からの音を遮断できるなら、安上がりで一番いい方法なのですが、そうもいきません。
どうしても外からの音というのは、空気の震えから窓の隙間に入ってきて家の中までくる音や、ボールなどの地面に叩きつけて家の基礎からくる振動の音など、音も様々です。
それら音をトータルで消す事は容易ではありません。
内窓を設置するという考え
やはり外からの音というのは、主に「ガラス窓」や「窓のサッシの隙間」から部屋の中に入ってきます。
壁にはサンディングから断熱材から石膏ボードなどあり、かなりの材料が間にあるので厚みもしっかりある事から、壁は音を通しづらくなってますが、窓のガラスは所詮3mm~5mm壁よりは確実に薄くなっているで、しょうがないですね。
そこでかなり有効的な騒音対策で知られている2重窓といわれる「内窓」を検討するようになりました。
動画などでこの「内窓」の効果をみてみると、やはり効果があると感じます。
こればっかりは、家の環境や部屋の位置など、あらゆる条件で変化してしまうので、実際自分の家でやってみなないとわかりません。
ただしこの「内窓」ですが…
難点は値段が高いという事です。
内窓の予算をどう絞り出すのか?
いざ「内窓」を設置して、これで期待通りの防音効果がなければ…と考えてしまうとかなり迷いました。
でも、この「内窓」は防音以外にも、断熱・遮熱という利点もあり、むしろそっちがメインで売ってるような物ですからね。
なので、長く使えば冷暖房の電気代も浮いてくるし、この内窓での予算を組むにあたって、楽天経済圏でのポイントの恩恵や、ガス代を安くしたり、火災保険の見直しなど行い、固定費を見直してその浮いたお金で予算を組む事ができました。
見積もりの検討
ある程度冷暖房の電気代も抑えられる事と、固定費の見直しの削減で内窓の予算がでそうなので、本格的にこの「内窓」の設置に本腰を入れようかと思います。
なので内窓の店頭での概算見積もり、実際に家に来てもらっての実測見積もり、設置するのか、その様子もお伝えしていきたいと思います。
予算と条件が上手く合えばできれば設置したい!
騒音で心が病んでしまう
音によって「心が病んでしまう人や、騒音により近所トラブルの元」があるというとてもデリケートな部分である事もお話しました。
なので音でストレスがかかるのであれば、なるべくストレスがかからないようにする事が、ベストだと思いました。
内窓の見積もりは工務店か?ホームセンターか?
内窓などの設置をしようとする時、まずは業者選びからになります。
そこで近所の内装リフォームの業者か、ホームセンターでのリフォーム部かで、いろいろ検討した(電話などで聞いて調査)結果、いろんな要素が絡み、今回家ではホームセンターのリフォーム部にて見積もりをとる事になりました。
安くあげるなら「小売は通さない方がいい」のですが、なかなか近所の業者はいい所が無く、ホームセンターの方が今回はいいと判断した結果になりました。
何処よりも安く店頭での概算見積もり
最初に店舗に行き内窓のカタログをもらって、内窓とはどういう物かを頭に入れます。
私の場合内窓で代表的な「YKK AP株式会社/プラマードU」「株式会社LIXIL(リクシル)/インプラス」のカタログをもらって検討しました。
そうしないと、細かい所の見積もり金額がでませんし、自分でも最低限の知識をつけないと業者の言われるままや、言いくるめられてしまって要らないオプションまで付けられてしまうからです。
内窓には単板ガラスの3mm~5mmや2重構造の複層ガラスの内窓など種類やサイズなどがあり、それによって大きな金額の差も出てきます。
まずはこちら側で自分の家の取り付ける予定の窓の寸法をしっかりと測り、それをわかりやすく表にして、それから店頭に行くことにしました。
(これをするとお店の人もわかりやすく、自分でもひと目で金額がわかるのでおすすめです)
あとはこの制作した表を元に、見積もりをリフォームの担当の方にお願いするだけでOKです。
やはり高い買い物になる為できるだけ多くの見積もりを頂いて、お店ごとの比較をするという事が大事になります。
これは車などの買い方と同じで、言わなければそのままの高い値段で買うことになりますが、他社比較、交渉次第で値段というのは大きくかわります。
現に今回も私はいろんなお店ごとに見積もりをとる事により、いろんな差額がお店ごとにある事がよりわかりました。
もちろん安ければいいという訳にもいけません。
アフターフォローがきちんとしている所や、内窓に詳しい担当者がいるか、などトータルでみる事が大事で、なるべく多く見積もりと担当者とのコミュニケーションをとる事をおすすめします。
実際に家に来てもらい窓の実測
ある程度目ぼしが付いたら、そのお店に連絡をして、施工業者さんに家に来てもらって実際に窓を見て計測と現場の環境確認をしにきます。
実測見積もりも無料となっていますので、この時点でもお金はかかっていません。
実際の現場を確認してみないと素人ではわからない事も多く、大体のお店は「概算見積もり」と「実測見積もり」を取ってからの、施工するか?施工しないか?になります。
また施工業者が実際の窓の環境を確認する事により、施工が厳しい窓でもオプションの部材をつける事により、施工できない窓でも施工できるようになるので現場確認は必須です。
なので、もしその部材が追加で必要になる時はもちろん、概算で出してる見積もりの金額も変わってきます。
これで出た金額が本当の支払う見積もり金額となる訳です。
今回来てもらった業者さんは丁寧に大体1窓辺り平均7~8分位かかっての実測をしていました。
私の家では5窓以上施工予定なので、全部の窓の実測と環境確認と説明で家に来てからトータルで1時間ちょっとで終わりました。
あとで郵便で最終の見積もり金額が家に届いてそれをまた、比較検討して予算にあったお店に連絡する形になってます。
大きな買い物は担当者とのコミュニケーションが大事で、大きく金額が変わると思います。
値引きは最後の一言で決まります!
後日郵便で正式な見積もり金額がでました。
何社かこのような見積もりをしてもらい、最終的に一番条件の良い所に選び契約に至りました。
決して一番安い所を選ばずに、ちゃんと施工に自信のある業者なのか?アフターケアはしっかりしてるのか?などトータル面で決める事をおすすめします。
そして見積もり金額に納得したら、内窓の施工前にまず前金を払います。
私の場合この時に楽天カードが使えたのは良かったです。
そのおかげてまた全部支払いを終える時には、楽天ポイントがかなり貯まりそうです。
大きな支払いの時のポイントはポイントゲットチャンスですからね!
そしてこの前金の支払いの時に「ある一言」を言う言わないで、トータルの金額の値引きが変わります。
その前に施工までの流れの話をしておきます。
施工当日
前金を済ませて、施工日を決めて数日後に施工してもらいました。
思った以上に施工のスピードは速く窓枠を先につけて、そのあとガラスの部分を取り付けます。
この時の微調整を丁寧に一窓一窓施工していました。
この微調整で隙間無い気密性の高い効果が、得られるんだと思います。
実際窓の寸法も全部が綺麗に寸法が揃っているわけではなく、場所によっては1ミリ2ミリの誤差が出ているのですが、そこも上手く調整して施工していきました。
事前の現地見積もりのおかげもあり、パズルをするように綺麗に家の窓枠に合わせて内窓が施工されていきました。
かかった時間も、家の場合内窓を5枚以上お願いしておりましたが、業者さんはお昼時間無しで、やってくれまして一気に8時30分スタートで13時30分位には終わりました。
内窓の値下げポイントの紹介!
それでは最後に気になる値下げ交渉のポイントです。
実際上記の一言で値引きしてもらいました。
この段階での一言はかなり強く出れるのおすすめです。
例えこれで精いっぱいと言われてもそれで良しとして、(実際はこの見積もり金額でお願いする気で来てますので)少しでも値引きできたら、そのお金で美味しいご飯を食べて帰る事もできますよね。
以上で、業者選びと施工と支払いの際の値引きポイントでした。
施工後の感想
業者選びから施工と値引きと追ってきましたが、やはり最終的に気になるのは「実際の内窓ってどうなの?」って所だと思います。
どうしても、価格が価格ですから、すぐに内窓の工事をしようにも大変ですね。
私も施工する前に何度も、いろんな人の体験やレビューなど調べて、参考にしてやっと施工までたどり着いた感じです。
それでは私が今まさに体験している、生の感想を今回の記事でお伝えし、何かしらの役に立てばいいかと思います。
YKK AP かんたんマドリモ 内窓 プラマードU
■私が最終的に選んだ内窓のメーカーは「YKK AP かんたんマドリモ 内窓 プラマードU」になります。
・施工した内窓の詳細
今回の内の施工した内窓の種類になります。
■Low-E複層ガラス(断熱)
・室内の冬の暖かい空気を外に逃がさず、外からの寒い空気は入れないガラス。
■Low-E複層ガラス(遮熱+断熱)
・南向きの窓に使用、夏の太陽熱を遮熱して室温の高まりを抑える。
・また強い西日の対策や紫外線による色褪せなどにも効果を発揮する。
・冬の時、室内の暖かい空気を外に逃がさない断熱効果もあり。
■単板5mmのガラス
・単板ガラスも断熱、防音効果はありやるとやらないでは、全然違う程です。
・3mmより厚めで、内窓の効果は3mmよりかなり高くなります。
以上の3種になります。
価格は複層ガラスの方が高くなっています。
断熱効果(Low-E複層ガラス)
内窓と開けると通常の窓の間に、体感できる位の温度差があり、すぐに設置の効果がわかります。
実際これを体感すると、通常の設置してある窓でよく今まで過ごしていたなと、思う程の温度差にびっくりしました。
やはりこの内窓のガラスと樹脂の枠で、窓の気密性がかなりあると実感しました。
遮熱効果(Low-E複層ガラス)
遮熱効果は体感できる程内窓の中と外では違いがわかります。
通常の窓からくる太陽の熱が全然感じられず、これなら冷房効果はかなり期待できます。
しかもこの遮熱の内窓の利点は、冬の寒い日も昼間の暖かい時は内窓だけを開けておき、太陽の熱を取り込む事もできます。
そして寒くなる昼過ぎに内窓を閉める事によって、室内の温度は暖かい状態を維持してくれます。
南向きの部屋におすすめのガラスですね。
単板5mmガラス
5mmでも上記と同じように実感できるほどの効果はあります。
住宅で普通に設置してある窓は、本当に外からの温度変化の影響を、おもいっきり受けるものだと思いました。
1回この体験をすると、「通常の窓はとはなにか?」と考えてしまう程です。
できれば通常の窓も、エアコンなどの電気代を考えるなら、高かろうが最初からこのような窓の仕様にしておくべき物だと思いました。
一番気になる防音
私の根本の内窓の施工理由は防音になります。
ここが私には重要でもあるポイントです。
体感から言えば、確実に防音効果はあります!
が!
・やはり低音の振動からくる音域はそこまで期待できる程では無かったです。
車のドアの閉まる音やマフラー音は、無いよりは全然いいですが、やはり気になると聞こえるレベルです。
とはいえ、音の大きさは確実に下がり、効果を実感する事はできます。
・高音域に対しては期待通りで、少しの気になる音というのは、まったく気にならないレベルまで下がりました。
というか、もはや聞こえないレベルまでになり満足です。
内窓を設置した感想のまとめ
実際親の介護で親の部屋の温度を一定に保ちたいというのもあり、その効果は確実に感じる事ができて、窓からくる熱を断熱してくれます。
防音に関しても高音が気にならないだけでも、かなり気持ちは楽になりました。
価格が高い為に施工までかなり考えたり、悩んだりしましたが、やってよかったと満足しています。
しかし!この内窓の効果の体感をすると、普通に既存の窓の存在価値が不思議です。
普通の窓は隙間だらけで、熱や音など外から土ホコリなど侵入しすぎてる存在です。
賃貸、建売、マンション、注文住宅、の窓も、最初からこの内窓仕様の窓がデフォになる事を願いたいですね。
既存の窓だと無駄に冷暖房費がかかりますね。
なので高くても内窓はおすすめです!
ちなみにこの内窓のお金の捻出は、日々の「買い物のポイント」や「ガスなどの固定費の見直し」や「無駄な買い物の削減」でできたので、「塵も積もれば山となる」で少しずつ貯める事で施工費を捻出する事に成功しました。
今はDIYで簡単にできるタイプや、ガラスではなくポリカーボネートの板で作る内窓のDIYでも似たような物もできるので、そちらも計画の中に入れて検討してみるのも手ですね!
DIYでやれれば価格もぐんと下がる事ができるので、より一層内窓のハードルは下がるのでおすすめです!
LIXIL インプラス
YKKap プラマードU
YKK AP プラマードU HP 公式 URL
https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/window/madoremo-plamadou
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