今話題になってる大手企業の人事移動や人手不足の話
先の見えない企業の未来
最近話題になってる大企業での「リストラ・早期退職・人事異動・終身雇用の終わり・年功序列廃止」と今現在40歳以上の会社員はこれらの危機感を持ちながら働かなければいけない時代に突入したと言えるでしょう。
「働き方改革」は、働く方々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」で
出典:厚生労働省
きるようにするための改革です。
日本が直面する「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」、「働く方々のニーズの多様化」などの
課題に対応するためには、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意
欲・能力を存分に発揮できる環境をつくることが必要です。
とくにこの2019年からの雇用に関する事柄は「働き方改革」により大きな転換期の時代になってる気がします。
そして、「少子化・超高齢化・年金問題・老後の貯金額」などもニュースになって将来不安になる時代が到来してます。
銀行でさえ縮小の動き
今銀行のATMでさえ減少傾向にある状態です。これはATMでやる事さえ今はパソコンやスマホで出来るようになり、ATMの利用客が激変している事を表しています。
2019年06月に「三菱UFJと三井住友のATMは統合」して可動が少ないATMは無くしていく事になりました。まさにキャッシュレス化の波が銀行業界に押し寄せています。
2019年9月22日より、三菱UFJ銀行と店舗外ATMの共同利用を開始しました。
出典:三井住友銀行
東京の信用銀行でさえ生き残りをかけて統合する動きがあります。
東京・足立区と葛飾区の2つの信用金庫が、合併を目指して最終的な交渉を進めていることが明らかになりました。
出典:NHK
経営環境の厳しい地方だけでなく人口が集中し、企業活動が活発な東京でも始まった信用金庫の生き残りをかけた再編
また個人間での融資もいまはAIや信用スコアにより借りる事も可能になり、銀行での業務はどんどん縮小していきます。
そんな時代でまた驚く人事異動が大企業で始まっているという事です。
大企業が生き抜く為の人事異動
ひと昔前は「いい大学にでて大企業に入社すればとりあえずは安心」っていう考えがありました。
この大企業っていうのはテレビのCMなどでも良く見るような大企業です。
そんな大企業でも昨今人事の事でいろいろ大きな変動が起こっていますね。
その中、最近の大企業の人事は中間層の人員の人件費が、会社にとってかなり重くなり始めてる状況です。
その理由としてあげられるのは、「事業のIT・AI・機械化」により、人のやる仕事の減少です。前からこんな時代がくると言われてましたが、実はもうきているのです。
そんな状況での厳しい人事異動が話題になっており、一例の流れとしてはこうなります。
- 大企業が介護・運送などの人材不足と言われる会社を買収をして子会社化する。
- 40歳以上を目安に、買収して子会社化した会社へ異業種の人事異動(例:営業職から介護職)を行う。
- こうする事により、40代の営業職の会社員はいきなり畑違いの介護職へと仕事内容が変わる。
- まったく経験のない介護職に慣れずに辞める社員が出てくる。
- 会社側はリストラはしないが、意図的に自主退職を促す事が出来る事が可能になる。
- リストラで払う多めの退職金より自主退職で払う退職金の差額も出てくる為、会社側に大きなメリットになるうえ人員削減も出来る。
- 昔の窓際族のような不本意な仕事をさせて自主退職にする流れです。
これが今大企業で行われてる大変厳しい人事異動が話題になってます。
この流れはいずれ中小企業にも来る!?
大企業がこのように人員削減を行っている現状で、しかも人数も何百人単位ではなく、何千人単位での大規模な人事異動を行っているので、この大企業で辞めていった大企業のいわいるエリートの人材は中小企業へと流れてくるでしょう。
中小企業からすれば将来性のある若い人材が中途入社する事により、現在いる40歳以上の社員がより一層人員削減の対象となるでしょう。
今現在の中小企業の40代の会社員はIT・AI・機械化の他にエリートの中途採用によって、かなり社内で肩身の狭い思いをするようになるでしょう。
現在このように40代からいきなり職を失う可能性もある世の中です。
そこでやはりこのブログでも言ってますが、潰しがきくように「手に職をつける」事が重要になってきましたね。
うぇすてりあのまとめ
今の時代って社会が凄い転換期に感じますね。
企業がプロジェクトを立ち上げた時に、人員削減して足りない人材はアウトソーシング・クラウドソーシングで補える時代です。
まだ私が20代の頃はいくら氷河期世代とはいえ、これがまだ大半の普通の人生設計だと思っていられる時代でした。↓
学校に行き就職して
恋愛し結婚して
子供を作って子育てをし
35年住宅ローンで一軒家かマンションを買って
子供を成人まで育て上げ
定年退職間近まで住宅ローンを返し続けて
65歳過ぎたら年金を貰いながらゆっくり旅行などして、孫の面倒をみながらの老後生活ができるのが通常でした。
(とはいえこの時代でも、将来には期待は持てなく結局年金は破綻すると言われてました)
それでも当時と比べると今の日本のような将来への不安がまだ少ない時代でした。
2019年30~40代の貯蓄金額0円の割合が23%という現状
しかし、今子供を作って35年ローンを組んでずっと同じ会社でやっていく事の未来像がみえるでしょうか?
そして年金も頼りない状態で、老後の備えもしっかりしておかないといけないと状況だと、正直安心できる老後生活なんてみえませんよね。
今は20年前の普通の人生計画さえ普通では無くなってしまいました。
働き方改革により昭和・平成と続いていた企業のいろんな暗黙の了解や習慣が崩れた今、その歪が徐々に今の社会の変化と共に形に現れてきた感じです。
現状大変な時代に突入したと思っています。
そんな時代でもチャンスはあると思うので、今からでも何かしらの生き方の方向転換も考えた方がいいですね。
定番の名言ですけど「ピンチはチャンス!」IT・AI・5G・チャットGPTなど最新の時代の波に乗れるように私と一緒に勉強していきましょう。
合わせて読みたい記事