複合災害に気を付けて自前のテントを防災準備で備える!エコノミークラス症候群など気を付ける
車中泊とは
もともと「車中泊」とは車で寝泊まりをして、いろんな所へ移動や旅行する事をいいます。
ここ数年では車中泊をしながら、全国に旅に出る人も流行り始めて、YouTubeやブログなどでアップしながら車中泊する人口も増えていました。
実際私は将来車中泊で全国へ旅をしながら、静かに暮らせる移住先を探そうと思っています。
なので当ブログでも車中泊の情報など、キャンピングカーや便利グッズなども多く発信して記事にしています。
また最近の複合災害(感染災害とその他の災害)も、詳しくまとめていきます。
本来なら旅行などの目的の車中泊でしたが、今回のブログの記事は最近の災害時の避難場所に車中泊がなるというメディアの情報を、私なり解説・深掘りをしていこうと思います。
避難時に万が一を備える大切さ
気になるニュースが「防災学術連携体」からのニュースとして話題になりました。
このニュース内容は、私も自身も前から懸念している一つでもありますので、今回はこの「複合災害」について私なりに深堀し、防災準備としてあると役に立つモノも紹介していこうと思います。
防災学術連携体とは?
「防災学術連携体」とは日本建築学会や土木学会などの53の学会が防災に関わっている連携体で、そこから今回発表したニュースになります。
日本および世界の自然災害に対する防災減災を進め、より良い災害復興をめざすために、日本学術会議を要として、防災に関わる学会が集まり、平常時から相互理解と連携を図ると共に、緊急事態時に学会間の緊密な連絡がとれるよう備える。
平常時から政府・自治体・関係機関との連携を図り、防災に役立てると共に、緊急事態時に円滑な協力関係が結べるように備える。
学術連携を図ることで、より総合的な視点をもった防災減災研究の向上発達をめざす。
出典:防災学術連携体
そしてこの防災学術連携体からの発表での「複合災害」という言葉です。
「防災学術連携体」は1日、感染が全国に拡大する中で自然災害が発生すれば感染爆発が起きる可能性が高くなるとして、感染症と自然災害の複合災害に備えることを求める緊急メッセージを発表した。
出典:毎日新聞
それではこの「複合災害」についてみていきましょう。
複合災害とは
2019年まででも、日本でもあらゆる地震・台風・豪雨・豪雪・土砂崩れ・突風・竜巻・干ばつなど、災害が起こった事はまだ鮮明に覚えていると思います。
■2019年9月9日の関東直撃台風15号の時も千葉県では一時93万戸の停電が起こりました。
■2018年9月6日の胆振東部地震の北海道のほぼ全域が停電したブラックアウト。
■2018年9月4日の台風21号は大阪府、和歌山県、兵庫県などの8府県で約224万7000戸が停電しました。
■2016年4月14日の熊本地震では約48万世帯が停電しました。
そして今年もその災害が来ないとは言い切れません。
むしろ来ると思って準備しておかないと、かなり危険な状況になるというのが今回の「複合災害」になります。
1、感染症と自然災害の複合災害のリスクが高まっています
出典:防災学術連携体
2、感染リスクを考慮した避難が必要です
3、地震・火山災害との複合災害に備えましょう
4、気象災害との複合災害に備えましょう
5、熱中症への対策も必要です
例えば避難指示が出ても避難場所に人が集まると、ソーシャルディスタンス・3密をとる事ができない、大規模な停電になり病院などの医療施設の電源確保など、かなりのリスクが出てくると安易に考えられます。
避難所も3密などの観点から、昔のような人数が収容できるとは限りません!
そして避難所の収容人数が溢れた場合に、避難所以外の避難場所(車中泊・テント避難など)の確保や場所の再確認も必要ですね。
今から出来る防災準備
なので私達が過去の状況で経験して困った事を役に立たせ、今から準備して備えておく事も重要だと思います。
家族での避難時の打ち合わせや避難場所の再確認、非常食の量や賞味期限や備品の再確認などして、防災意識を今から高めておく事も必要だと思います。
空いた時間にこのような再確認をしたり、準備をする事も今の内に出来る事の一つだと思います。
その時に「あたふた」してもしょうがありません。
今自分の中でシミュレーションしておく事も重要ですね。
避難所のプライベート対策に自前の間仕切りテント
複合災害が起きた場合に従来通りの避難はできないという事です。
実際に地震や台風にて災害が起きた時に、どうしても家での避難が出来なく、避難所や臨時の学校などへの避難先に行った時に、集団で避難する為に避難所での感染やプライベートも気にしないといけなくなりました。
こういった状況が複合災害と言われるモノのなります。
避難所の避難の仕方
日本は自然災害が多くありいろんな所で災害が起こりました。
その中で避難所の必要性も高まりました。
しかし今回はこの自然災害と感染という、難しい問題に直面しているのが現状ですね。
集団で狭い所に避難をすればやはり、集団感染リスクは高まります。
なので今自治体では様々な対応を取っているようです。
まずは3密を避ける為の避難所の拡大や、消毒液の確保、車中泊での駐車スペースの確保など、早くも動いています。
簡易テントで感染リスクの軽減とプライベートの確保
従来の大きな体育館や公民館などの避難所なら段ボールなどで、個人や家族のプライバシーを保護していましたが、現状だとこの方式だと感染リスクは高いですが、その感染リスクを軽減できるモノがあるという事です。
そんな避難所での避難するさいの感染問題ですが、よく運動会やバーベキューや海水浴場で最近よく見る、小型のワンタッチ簡易テントも避難所では有効との事でした。
自治体が似たようなテントを用意してる所もありますし、ご自身で安価のワンタッチテントを購入しておくのも手ですね。
これを使用する事により、コンパクトに収納ができ、四方がテントの生地で囲まれている為、ソーシャルディスタンス・3密を避ける事ができます。
複合災害での想像や家族間での情報共有
今の段階で、もし災害が起きたらどこに避難して、避難する際に何を持っていくか?
家で避難する場合は防災用品はしっかりあるのか(非常食の賞味期限や電池の残量など)の再確認、家族間での連絡方法など確認して相談しておく事が重要になります。
また今回の複合災害になった場合は、なるべく家で避難できる状況なら家で安全を十分取りながら家での避難生活をする事がいいとニュースでもやっていました。
その時になるべく人の集まる所に行かないように、水分・食料確保などはしっかりしておくと、水や食料の配給で3密になりやすい場所に行くリスクを減らす事もできます。
近年の日本各地で起こった大災害の時も、「まさかこの地域でこんな災害が起こるとは思わなかった」とインタビューを受けて答える人が多かったように、「明日は我が身」と構えておく必要がありますね。
プライベートの確保で有効な車中泊避難とは
最近メディアで取り上げられている、車中泊避難とは?
そもそもこの避難の場合の車中泊は、決して車中泊用のキャンピングカーや大きな車でもなく、現在使用してる自家用の車で車中泊する事になります。
なので、中には車中泊には適していない、セダンタイプの車もあれば、バンタイプでない軽自動車など室内空間が狭い車も、もちろん含まれます。
ひと昔前は車での避難は渋滞につながったり、車での避難のまま災害に巻き込まれる事もあるので、なるべく車の避難は避けるように言われていました。
しかしここ最近の感染リスクを考えると、狭い空間に人が密集する事は危険とされるようになりました。
その為に、避難所の収容人数も大きく減ってしまいました。
そこで周囲の安全を確認後の避難所の駐車場など、安全な所に自家用車を置き、そこでの寝泊まりをする方法も推奨され始めました。
もちろん自宅付近の車中泊避難もありますが、今回は「避難所近く」での車中泊避難のメリット・デメリットと、必要なモノなど紹介していきます。
避難所付近の車中泊避難のメリット
などかなりの大きなメリットがあり、大きな車であればある程快適に過ごす事ができます。
車中泊用の小物もあるとかなり便利になりますね。
避難所付近の車中泊避難のデメリットと注意するポイント
一番注意しないといけないのは、エコノミークラス症候群で長期間になる場合は、外に出て軽い運動をして血流をよくする事。
暑さ・寒さ対策もしっかりしないと、かなり危険な状況になる。
車中泊避難でのあると便利なモノ
まとめ
車中泊での避難は、通常の避難所より快適になる場合もあるので、今の内から準備しておくといいですね。
またキャンプ用品なども避難用品に応用できるので、日頃からキャンプ用品の購入もしておくと、万が一の時には役に立ちます。
車中泊用の避難品を一ヶ所にまとめておいて、避難する際すぐに車に積める事ができるようにしておく事をおすすめします。
とはいえ、避難方法も【車で避難する際はかなりのリスク】もあるので、その時の状況をみて避難する事が一番大事になります。
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