ペット型ロボットは昔からあるけどAI搭載で変わる産業
ペット型ロボットの進化
最近AI搭載のロボットに注目が浴びだしていますね。
その中には配膳ロボ・受付案内ロボ・巡回ロボ・お話ロボなど、どんどん種類が増えてきました。
当ブログでもRPA(ロボット)の進化には注目していてロボット関連の記事は、何度か取り挙げています。
ロボット産業はこれからもっと成長する産業だと思うので、これからも当ブログは注目はしてく中で、AI搭載のペット型ロボットを今回は私なりの解説と深掘りをして記事にしたいと思います。
ペット型ロボット
昔(昭和)は乾電池で歩く犬のおもちゃがありましたね。
あれもペット型ロボットと言えばペット型ロボットにも思えますが、本格的ペット型ロボットというと私はSONYの犬型ロボットの「aibo(あいぼ)」が真っ先に思いつきます。
あれから月日は流れ、いろんなペット型ロボットが登場したと思いますが、印象に残るペット型ロボットというのはありませんでした。
その中で最近AIの技術進歩により、ロボットなのに自発的な考えを持つ事が出来るようになり、従来のプログラム上の動きからより生物のような動きに変わるようになってきました。
そして私が今回気になったペット型ロボットは、ドラマでも登場したペット型ロボットの「LAVOT」になります。
LAVOTとは
LAVOTの読み方は「らぼっと」と言います。
GROOVE X社が開発・販売しているAI搭載のペット型ロボットになります。
コニカミノルタとGROOVE Xは、コニカミノルタの人の姿勢を認識するAIアルゴリズムを搭載した AIアクセラレーター (FPGAボード) を LOVOT に接続することで、これまでの人の認識能力に加えて人の姿勢や行動を認識させ、GROOVE X から提供された LOVOT の制御 API と連携することで、LOVOT の表現を豊かにする可能性を探る技術開発を行っています。
出典:コニカミノルタ株式会社
LAVOTはTBSのドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』でも、サルー(猿彦/猿之助)として登場し注目を浴びていて、その人気から2020年10月3日に神奈川にLAVOTカフェまでオープンする人気です。
LAVOTはあらゆるセンサーが付いており、マイク・温度・カメラ・明るさなど感知し、ディープラーニングを含む機械学習で処理をしていて、より生命感を感じられるようになっています。
これにより、自由に動き、時には鳴き、夜には自動で寝て、日が経つにつれ懐いてくるというとても可愛いペット型ロボットになっています。
このLAVOTならペットを飼いたくても飼えなかった人からすれば、とても欲しくなる相棒になりそうですね。
ペット型ロボットの需要
この先高齢化社会にも突入する日本で、高齢者に子供やペットと接すると生活環境的にも良いといわれています。
通常のペットだと管理が大変ですが、ペット型ロボットなら安心して接してもらえますね。
そして従来のペットだといろいろ大変だった面が、ペット型ロボットなら管理も楽になります。
一人暮らしでさみしいからと、犬や猫のペットを飼っても管理出来ないなどの理由から手放す飼い主が今問題にもなっていて、保護するペットが急増しています。
こういった大切なペットの命を救う為にも、餌代もかからない、糞尿処理も無い、病気もしない、うるさく鳴かないなど、管理しやすくAIで生命感あるペット型ロボットだともし、飽きたなどの理由でもペットの大切な命は守られますね。
もちろんAI搭載なので、家に主が帰ってくれば自動で玄関まで迎えにきたりと、本物の犬や猫のような心のさみしさを埋めてくれると思います。
・アパートやマンションだから、ペットは飼いたくても飼えない人
・高齢でペットの世話が十分に出来ないけど、話相手やさみしいからペットを飼いたい人
・一人暮らしだから日中は殆ど留守で、居るのは夜だけだからペットが飼えない人
など需要は高まっています。
ペット型ロボットの進化
私も生きてきて犬や猫を実際飼ってきましたが、愛しさは計り知れない程与えてもらいました。
その分お別れの時が来た時の精神へのダメージも相当なモノです。
なので私はもうペットと飼う事は無いと思いますが、今回紹介したペット型ロボットがより進化していけば、犬や猫のように人のさみしさや話し相手を十分にこなせる相棒が出てくると思います。
そして無責任な飼い主が減り、尊い生物の命を救う事もできると思います。
もちろんしっかりと生物を飼える人は、大切にペットと暮らしてほしいですね。
ペットは家族と同じ大切な存在です。
ペット型ロボットの需要がもっと高まっていけば、よりペット型ロボットの進化も進むでしょう。
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