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今後ドライバーの25%が不足になる2027年頃に物流崩壊の恐れ

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物流の2024年問題とは?働き方改革関連法

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こんにちは「うぇすてりあ」(@wisteria_)です!
 

ドライバーの労働時間と人員不足

■物流の2024年問題とは?

最近ニュースでも取り上げている「物流の2024年問題」ですが一体なにが問題なのか?

2024年4月1日から働き方改革関連法によって自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されるようになりました。

自動車運転業務における上限規制の適用について

2024(令和6)年4月1日から自動車運転の業務にも時間外労働の上限規制が適用され、時間外労働の上限について、月45時間、年360時間を原則とし、臨時的な特別な事情がある場合でも年960時間(休日労働を含まない)を限度に設定する必要があります。

出典:厚生労働省

ドライバーの働いている時間が従来の時間から大幅に制限される為に、従来の荷物の配達量が運べずに運送会社の売上や利益、ドライバーの給料が減少するなどの問題が生じるというのです。

もちろん今までが異常なくらいドライバーへの長時間労働による身体の負担を犠牲にして成り立っていたので、ドライバーの身体や交通安全の観点からもこのような「働き方改革関連法」が生まれました。

そしてドライバーの高齢化とドライバー不足による「物流の2027年問題」

2027年頃物流の崩壊が迫っている!

かなり前から言われている人手不足の中でも、物流のドライバー不足は深刻と言われてました。

そして2027年に物流の要のドライバー不足がより深刻になるという。

そこで今回はこのなぜ2027年にドライバー不足が深刻になるのか?実際のドライバーが抱えている問題など私の過去の配達のドライバー経験をもとに、私なりの深堀した情報を皆様へシェアしたいと思います。

一線で活躍していたプロのドライバーが定年

ここへきて2027~2028年頃に今活躍されてるベテランのドライバーの方が大量に定年を迎えるというのです。

たしかに私が若い頃もすでにドライバー不足は言われていましたが、とうとうその第一線で活躍されてる熟練した方達も定年の歳になる頃です。

その間大きなテコ入れも出来ずに若手が入ってこないで、ずっとドライバー不足と言われてましたからね、考えればわかる事の一つですね。

そうなるとドライバーが居なければ誰が運転して荷物を届ければいいのでしょうか?

現状は物流の自動運転はまだ先の話なので、物流業界の人は今後頭を抱えてしまう事態です。

ドライバーの若い世代が不足?昔からドライバーの仕事はきつい!?

出典:ホワイト物流 推進運動

これは昔から言われていた事ですが、ドライバーの仕事もかなりキツい仕事の一つと言われてました。

私が若い頃も人手不足でしたが、給料は破格でまる3年やれば相当なお給料になるというので、一部の運送会社の求人は潤っていた所もありました。

しかし最近の物流業界の流れからドライバーに多くの給料が出せず、仕事内容もきついというので、後を継ぐ若手の働き手がいないのが現実です。

出典:ホワイト物流 推進運動

荷物を時間厳守で持っていかないといけないない為、近場で大型トラックを時間調整の為に待機しないといけない。

その為長距離運転している時間プラス待機時間もある事で、長時間労働になってしまう。

荷下ろしも受けての人材ではなく、トラックのドライバーが自ら荷下ろし、荷積めをしたりと、運転以外の力仕事なども、場所によってはあり過酷の為若手も就職には敬遠になります。

ホワイト物流とは

出典:ホワイト物流 推進運動

2027年の大幅な人手不足による物流崩壊をしないように「国土交通省」「経済産業省」「農林水産省」での大きな改革を進めています。

それが「ホワイト物流」である。

そこで最近の企業の中でもこの「ホワイト物流」という、労働環境を良くしようという賛同が出始めました。

【ホワイト物流とは】

■トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化
■女性や60代の運転者等も働きやすいより「ホワイト」な労働環境の実現

このような労働改善をしていき、人手不足を解消しようとしています。

いまでは多くの企業もこの運動に参加しており、大手企業を始めいろんな企業が賛同しており、2020年1月の時点で812社の企業がこの「ホワイト物流」の賛同表明をしています。

この「ホワイト物流」の運動により、若手の働き手が増えドライバー不足の改善になるといいですね。

ドライバー不足のまとめ

まだ運送業の過酷な労働環境は激変する訳でもないですし、自動運転による運送もまだ先が見えてこない中、年齢による定年でのドライバー不足は一刻一刻と迫っています。

このままだと、物流業界も崩壊の恐れがある状況になってしまう為、注視していかないといけませんね。

今の日本は問題が山積みの中で、ウイルス騒動、米中関係、世界・日本経済の落ち込みなどかなりの先の読めない時代に突入していきそうですね。

ここ数年で日本はいろんな意味で大きく変化・転換していきそうです。

日付や時間指定で家に届かない宅配遅延が起きる!物流の繁忙期とは?

■【午前指定】が届いたのは午後の20時50分

今の時代テレワークなどで家に居る機会も増えてきました。

そしてなるべくならお買い物はネットショッピングで購入して、外出する機会を減らしてる人も多いと思います。

またスマート決済を機にクレジットカードを発行して、ネットショッピングでの支払いもクレジット決済で楽になり、ネットショッピングを利用する人も増えたと思います。

私も在宅にいる機会が多い為に、以前からネットショッピングの利用はかなり高い方だと思っています。

そしてよく話題やニュースになっている、宅配業者の遅延問題です。

私も先日の宅配物が「午前指定」の宅配物が「夜の20時50分」に届きました。

だからといってこの宅配物の遅延に対して怒っていたり、非難する訳ではありません。

というのも私は以前に配達の仕事もしていたので、この大変さもわかっているからです。

今回はこの宅配物の遅延について、宅配関係の仕事の経験もしていた私なりの解説と深掘りをして記事にしたいと思います。

配達関係の物流の繁忙期

仕事をしている人なら1年を通して、忙しい時間や忙しい時期というのがあると思います。

物流に関しても繁忙期は存在します。

私が経験していた頃の物流での繁忙期は「7月と12月」でした。

この7月というのはお中元とその他の荷物が重なります。

そして12月お中元とその他の荷物が重なります。

この時期の日付け指定と時間指定で目が回る程に大変です。

物流も年を追う事により効率化を求めてシステムの変化があるので、私が働いていた時期と今の現状は違うと思います。

とはいえこの2~3年で荷物の量は相当増加し、冒頭でもお伝えした自粛などで在宅時間の増加によるネットショッピングでの増加や、時期物の各会社のセールやふるさと納税や不在での再配達の増加も比べものにならないと思います。

もともと物流は不在や人員不足で問題になっていた

荷物の増加もそうですが、不在や人員不足も昔から問題になっていて、その対策も徐々に進み宅配BOXの設置や再配達の方法や置き配など変化をしていますが、それでも今のこの急激な増加には対応できない位の物量になっているようです。

この人員不足は深刻で、いくら人がいてもすぐに広範囲を配れる訳でもなく、住所や道などきめ細かく覚えていかないといけません。

そしてこの業界の人員の定着率も高くはないです。

マンションなどの宅配ボックスも朝一ですぐに満杯になってしまったり、まだまだ街中で受け取れる配達BOXも最大限発揮できていません。

7月12月は大変と覚えておくだけでもイライラの軽減

いろいろな要素があって現状の物流業界なので「そこが悪いとか良い」とかではなく、7月12月の物流は相当忙しいと覚えておくだけでも良いと思います。

とはいえ受け取る方も再配達させてしまうのも迷惑がかかるので、宅配物が届かなければ宅配物が届くまでは、その日の計画でさ変更しないといけない状況になるので、日付・時間通りに宅配物が届かないというは待つ方も大変です。

時には荷物が届くまでトイレの時間もどうしようか?と思う事もあります。

現に先日の荷物も午前中に届く予定だったので、午後出かける予定を入れていましたが、その計画は潰れました。

しかし、今はこのような世の中で現状の物流業界の大変さも思うと、時間通りに来るが当たり前と思うではなく、せめてこの7月と12月は相当忙しいと思い荷物の遅延は生じてしまうモノだと思っていた方がいいと思います。

いずれこの配達問題も新しい配達システムやドローン配達や街中の宅配BOXなどの普及により解決に向かっていくと思いますが、まだまだ問題解決には時間がかかるので、それまでは届ける方も受け取る方も「お互い様精神」があるとイライラするストレスも少なくなりますね。

そして受け取る方も今は置き配指定や街中の宅配BOXや出掛けたついでに自ら最寄りの集積場に取りに行くなど、いろいろな受け取りサービスも各社始まっているので、どんどん利用していく事で配達業者の負担を少なくし、宅配物を待つという事で大切な時間を潰さないようにしていく事が大事だと思います。

受け取る日付が事前に指定できるのなら、なるべく一日在宅できる余裕ある日にしておく事も重要ですね。

2023年6月からクロネコヤマト宅急便 配達が1日遅くなる?

やはりと言うべきか、物流の負担が表面に出てきて最近では物流の配送料の値上げが行われ始めてしますが、とうとう翌日配送にも影響が出始めました。

私もお世話になってるクロネコヤマトですが2023年4月17日(月)に以下の発表を行いました。

一部区間における宅急便などの「お届け日数」と「指定時間帯」の変更について

この度、社会や地域のお客さまのニーズ・ご要望に今後も安定した品質でお応えし続けるため、2023年6月1日(木)から一部区間で宅急便などのお荷物のお届け日数と指定時間帯を変更いたします。

出典:ヤマトホールディングス株式会社
出典:ヤマトホールディングス株式会社

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ホワイト物流 推進運動HP

https://white-logistics-movement.jp/

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