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全個体電池とは?脱炭素社会とカーボンニュートラルとは?

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CO2排出を減らすだけ?いつまでに?

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こんにちは「うぇすてりあ」(@wisteria_)です!
 

全個体電池とカーボンニュートラル 新しい言葉に気付き

毎年いろんな言葉がニュースなどで話題になったり、生まれたりしています。

その中で自分にはまったく関係ない言葉だと思っていたモノが、実は自分にも関係ある言葉だったり、この言葉を理解するだけでいろいろな新しい「気付き」が生まれたりします。

当サイトでも過去に「ChatGPT」「5G」「デジタルトランスフォーメーションDX」「Iot」「RPA」「SDGs」などいろいろ記事にしていきました。

そして今回紹介するのは「全個体電池」と「カーボンニュートラル」になります。

この「全個体電池」と「カーボンニュートラル」はニュースなどで多く聞く機会が増えた言葉の一つですね。

しかし一体この「全個体電池」と「カーボンニュートラル」とは何なのか?を今回は私なりの解説と深掘りをして記事にしたいと思います。

蓄電池の進化がカギ

蓄電池がここ最近進化を遂げています。

最近だとリチウムイオン電池が普及してスマートフォンやポータブル電源など幅広く使われるようになりました。

しかしそんなリチウムイオン電池も発火や周辺の温度による電池の劣化などのデメリットも抱えており、万能では無いのが現状です。

そんな中次世代の蓄電池として「全個体リチウムイオン電池」が注目を浴びてきました。

先日のニュースで「日立造船が世界最大級の容量を持つ全固体電池を開発」と話題になりました。

今回はこの「全個体リチウムイオン電池」について私なりの解説と深掘りをして記事にしたいと思います。

全個体リチウムイオン電池[AS-LiB®]とは?

「全個体電池」とは今普及率のスマートフォンやパソコンのバッテリーなどリチウムイオン電池の電解質が「液体」に対して、名の通り全個体電池は電解質が「個体」となっているので、名前も全個体リチウムイオン電池となっています。

そして従来のリチウムイオン電池に比べてエネルギーの密度が3倍蓄える事ができ、充電時間もリチウムイオン電池に比べると3分の1に短縮できるというとても優れものの次世代蓄電池です。

全固体電池は、現在のリチウムイオン電池に比べ、エネルギーの密度を3倍に増やせる見込みです。

その一方で、充電にかかる時間は3分の1に短縮でき、コストも抑えられると期待されています。

出典:NHK

2023年6月13日 トヨタ発表電動化技術 – バッテリーEV革新技術にて

革新電池として期待の高い全固体電池については、いよいよBEVへの搭載を目指し、実用化フェーズに入ります。競争力ある電池のフルラインアップで、今後のトヨタのBEVの進化を支えます。

出典:トヨタ自動車株式会社

「全個体電池」はトヨタ自動車も革新電池としての位置づけにしているので期待の持てる次世代電池といえますね。

ポータブル電源の未来

上記画像は私物のポータブル電源 BLUETTIのEB3A

私はキャンピングカーや田舎移住や防災などに興味があり、過去にもいろんな記事の中でポータブル電源を取り挙げてきました。

ひと昔前のポータブル電源の中身の蓄電池は大体「リチウムイオン電池」そして最近ではより扱いやすい「リン酸鉄リチウムイオン電池」へと進化しています。

もちろん私が仕様しているLUETTIのEB3Aも「リン酸鉄リチウムイオン電池」です。

今でも昔の鉛バッテリーに比べれば容量や取り扱いに関してとても良い「リチウムイオン電池」「リン酸鉄リチウムイオン電池」ですが、今回紹介する「全個体電池」は次世代の蓄電池として注目を浴びています。

カーボンニュートラルとは?

出典:経済産業省 資源エネルギー庁

「カーボンニュートラル」と聞くだけでなんとなく「CO2排出を減らす事?」と思う人も多いと思いますが、実はこの「カーボンニュートラル」にはCO2排出以外にも【一酸化二窒素(N2O)】【メタン】【フロンガス】を含む「温室効果ガス(GHG)」を対象しています。

この「カーボンニュートラル」は2020年10月の臨時国会で菅総理大臣が「2050年カーボンニュートラル宣言」を下記のように宣言しました。

「我が国は2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします。」

出典:経済産業省 資源エネルギー庁

温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする?

出典:経済産業省 資源エネルギー庁

前菅総理大臣の宣言では「温室効果ガス(GHG)」をゼロにすると宣言していますが、実際にゼロにする事は難しいです。

そこでどうしても出てしまう「温室効果ガス(GHG)」の排出の同じ量を除去するか、吸収させてその合計量が差し引きゼロにする事で、「温室効果ガス(GHG)」をゼロにするという事になります。

これが2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すという目標になりました。

前菅総理大臣の宣言でもある通りカーボンニュートラル実現の目標年数は、120以上の世界各国地域の目標年数が2050年という事もあり日本も2050年を目標としました。

■目標を達成する為の重要な行動

①省エネ
②電源の脱炭素化や非電力部門のCO2排出原単位の低減
③非電力部門の電化
④ネガティブエミッション※1)を組み合わせ

※1)ネガティブエミッション
・植林をする事で木々の光合成により大気中のCO2を吸収
・バイオマス燃料で排出するCO2を回収して地中に貯留する技術(BECCS)
・すでにある大気中のCO2を直接回収して貯留する技術(DACCS)

カーボンニュートラルで生まれる投資

今回のような世界規模で行うという事は、世界中のビジネスも活性化してきこれに伴う世界的な大きな投資も盛んになります。

こうする事で環境問題と世界経済の活性化にもなりという事になります。

最近ではEVなどはかなりの速さで開発が進んで世界的に大きな動きがあり、世界的経済の転換期にもなりますね。

EVとは、Electric Vehicleの略で、日本語では電気自動車と言います。
近年、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、電気自動車が注目を集めています。

出典:経済産業省

日本の中で「EV」が普及したら今の生活も大きく変わりますよね。

例えの一つでこの「EV」もその恩恵が、私達の生活にも大きくかかわってくるようになります。

この「EV」に今回紹介した「全個体電池」が活躍する日を夢みて世界は未来へと進んでいくと思います。

このようにあまり関係ないような言葉も少し興味を持つ事で、身近な言葉になりその言葉は必ず近い将来、投資や雇用や仕事など自分の役に立つ言葉になります。

関連書籍

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